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ユキマルパン~2010年3月まで

  • パン小屋の屋根作り
    高校卒業後、2年ほど勤めたインストア・ベーカリー・チェーンの会社を、2009年8月に退職。国産小麦と天然酵母のパンを作る個人店に修行にでるも、2ヶ月で退職。 2009年11月、実家に戻って、農業の見習いをしつつ、パン屋で自立する道を模索し始める。

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2006/05/18

コメント

質問です。

入手困難な場合の苗購入の話ですが,種子が入手可能な作物でも,苗は慣行物を使って構わないのでしょうか?それだとほぼすべてフリーパスですよね。それは自家育苗しろっつうことじゃないんですかね。

現時点の有機農産物の日本農林規格http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/jasindex.htm
に、
「第4条の表ほ場には種する種子又は植え付ける苗等の項の基準に適合する種子又は苗等の入手が困難な場合は、当分の間、同項の規定にかかわらず、同項の基準に適合する種子又は苗等以外のもの(組換えDNA技術を用いて生産されたものを除く)を使用することができる。」
とあります。
この当分の間、というのが、確かこのさき3年間だったような。
最近、パブリックコメントの募集があったような気がして、探したら、
http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20051216kekka_2f.pdf
がありました。
種苗に関する質疑応答があります。長くなるので、今度記事にしてみたいと思います。
「もっとも若齢の苗」ならよい、なんて記述がありました。どこかに、ちゃんとした文章があると思います。

上記質疑応答の中で,
「種子繁殖する農産物において
有機の種苗の入手が困難な場合
には、一般の種子の使用は認め
るが、一般の苗の使用は認めな
いということか。」に対して,「御意見のとおりです。」
となっていますので,やはり自家育苗できる物は購入苗はダメですよ。それありだったら,もう何でもありですもん。

ご指摘ありがとうございます。
ほとんど読んでいませんでした(汗)。

つまり、ピーマン苗が定植後、アブラムシで全滅して、苗を購入したら、そのピーマンは、「JAS有機」ではない、ということになりますね。
うちが、認証を取っていたとき(2001・02年)には、それはOK、だったと思います。あるいは検査の手法が確立していなかったのか? 生産者に特に徹底されることはなかったです。

この質疑応答の最後にありますが、
「有機JAS制度は、何を目的
としているのか。今回の改正の
目的はなにか。有機農家を増や
す制度ではないのか。」という根本的な疑問もあり、認証をやめても続けていた、登録認証機関「有機農業推進協会」の会員を、今年はやめることにしました。

認証はとらないけれど、なにが有機とされているのかを確認するため、今後もJAS有機についての情報は、「正しく」把握しておきたいと思いました。

前より厳しくなっているのかもしれません。

>ピーマン苗が定植後、アブラムシで全滅して、苗を購入したら、そのピーマンは、「JAS有機」ではない、ということになりますね。

それどころか,ほ場が転換中に逆戻りですよね。当たり前ですが。

先日MIXIで議論になりかけた種子消毒の話じゃないですが,JAS有機の運用は甘いと思います。はっきり言ってこのままだと特栽に置いていかれます。

>認証はとらないけれど、なにが有機とされているのかを確認するため、今後もJAS有機についての情報は、「正しく」把握しておきたいと思いました。

同感です。想像以上に,一般の人は「JAS有機だけが『正しい有機』」と思っているフシがあります。自分もワンランク落ちる「自称有機」扱いされているのは非常に癪ですが。

>「有機JAS制度は、何を目的としているのか。今回の改正の目的はなにか。有機農家を増やす制度ではないのか。」

有機農研等が指摘している通り,有機農業をいいものとも悪いものとも言わないまま表示制度だけが先行している事に限界があります。しかし先日の国会での質問でも農林大臣は,現行制度(JAS,エコファーマー制度等)の運用の範囲内で環境保全型農業を推進していくと明言しており,当面路線変更はなさそうです。結果的に,「有機JASは輸入オーガニックのためにある」という批判はあたっている事になります。

そうです。まったく、JAS有機は消費者のための表示の制度です。
なら、消費者(国)が、その費用を持てば、というのが、いつもの夫の言い分です。

「オーガニック=無農薬=JAS有機」という誤解が、消費者に広く行き渡っている感じです。特栽の「期間中無農薬」なんて表示を見る消費者はほとんどなくて、特栽の生産者も、つまらないのは、同じかと。

「自分もワンランク落ちる「自称有機」扱いされているのは非常に癪です」という気持ちもわかりますが、
うちらは、一般的な消費者や小売店を相手には、やっていけない、ということで。

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