提案があります。
何か意味があるかどうか、私にはわかりません。自分達が、ひとことで理解されるように考えました。
「しん保守主義」を名乗りたいと思います。
提案は他にありません。もっと解りやすい名があれば、すぐに替えます。どなたか教えてくださればありがたいです。
「保守」と言っても、これ迄のあいまいな概念とは一線を画します。「保守」と言われて来た、あらゆる政治集団ともたぶん無縁です。
失い続けた揚げ句、かつてのように豊かとは言えない、海、山、耕地しか残されていない私達が、この上放射能という拭い去れない汚物を、振り撒いてしまったという後悔から生まれた決意です。足りないものしか持っていない私達が、せめて今残されたものを大事にしようということです。
目の前の景観を守るということは、その景観がどこまでも広がり、つながったまま、海さえも渡る、と意識することから始められます。
保身、自分の身を守るとは、自分の体が、物質の流れの中にあって四方八方、時空を超える流転の中に存在しているのだと解らなければ、かなわぬことです。
「保守」は、身勝手さとは正反対の姿勢です。自分の卑小さを認めながら、誰彼の卑小さにいつくしみを抱き、これを尊重する態度です。
「くぬぎの森」が「しん保守主義」の発信の場になってくれればうれしいです。
(同意人 伊藤 晃)
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