千葉県成田市など、北総地域の農民と、生命のつながりを共にする人々が、8月30日に、東京電力に対し、以下のような申し入れを行ないました。私は、北総の人々の意思表示に賛同します。人々の怒り、悲しみを少しでも共有したいと思います。
一.原発事故の被害一つ一つに、被害者一人一人に、真しに向き合うこと
一.原発事故の結果生じたあらゆる被害を弁償すること
一.放射能汚染物を引き取り、地域の被害回復に応分負担すること
一.東京電力は、現在そして将来の被害者達と同じ「未来」を共有すること
あらためて思うことは、事故から半年が経とうとしているとき、東京電力ならびに東京電力管内の受益者が、不自由なく暮している、ということ。
これまで、被災者と正面から向き合おうとしなかった、不実で傲慢な東電の態度に、驚き、怒ると同時に、被災者を置き去りにしてきた、我々の怠慢を情けなく思います。
なお、ウェブ上では、毎日新聞の記事(↓)で、概要がわかります。成田市長にも申し入れをしています。(埼玉 伊藤晃 記)
★東日本大震災:有機農業団体、東電に1億円補償請求--被害回復対策も要請
/千葉 - 毎日jp(毎日新聞)
9月21日追記
ユーチューブに申し入れの際の映像がありました。「これを契機に、社会を変えていける」という思いが彼らの行動を支えている。
有機農家が東電に補償申し入れ~成田市 - YouTube http://bit.ly/q4Q8qx
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