「私達をはかってください」というのが、我々の希望です。
しかし、誰も測ってくれないので、5月17日(火)に、寄居町役場に、以下のような要望書(町長宛)と、陳情書(町議会議長)を、近隣の生産者15名の連名で、提出しました。
件名 放射能汚染実態調査について
要旨 町内の土壌及び農産物への放射能汚染実態調査を早急に行なっていただきたい。
理由
・ 去る3月11日の東日本大震災に端を発する、東京電力福島第1原子力発電所の事故によって、東北・関東一円に放射性物質が飛散しました。埼玉県もこの災禍をまぬかれず、当然のことながら、寄居町にも及んでいると思われます。
・ 埼玉県が、県内数ヶ所で、大気、土壌、及びその生産物に対する調査・検証を逐次行なっているのは、了解しています。しかしながら、ここ寄居町では、いまだ、そうした調査は一度も行なわれておらず、熊谷、秩父などの結果から、あいまいな類推をするしかすべがない状況です。
・ 私たち、有機野菜生産者は、地元だけでなく、遠方へも野菜や畜産物を出荷していますが、それらの消費者の方々に納得していただける説明は、今だできずにいます。
・ 私たち、生産者一同は、寄居町が主体となって、農産物と土壌への放射能汚染の実態調査を行なっていただくよう、強く要望いたします。
以上
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