■ 大震災から10日~春を迎えに行く
仙台から一時的に退避してきた娘の応援も受け、できる限りの作付けを続けております。
震災後の、身の回りの激変のさ中にあって、自分達の耕す地べたの先の人達に食べ物を届ける仕事、百姓はなお、これから先も「底力」だと、強く自覚しました。
化石燃料バブル、人類バブルの終末を生きるわれわれの行く手には、いくつもの困難が待っています。 すべて元通りではなくて、未来を見すえた、心と、生活の復興を目指します。
今、畑は、冬野菜の残り物を収穫している、一年の中で一番さびしい時期です。一生懸命用意している春野菜が取れだすのは、例年では春が本格化する4月中旬以降。今年ほど、春の到来を強く願う年はありません。
■ 配達と宅配便について
先週後半、ガソリンをやっと少しずつ入手できましたので、今週中の配達は大丈夫です。 宅配便につきましては、計画停電の実施状況によっては、遅配のおそれが依然としてありますが、先週発送の便については、ほぼ通常通り配達されています。
■「ノラのパン」のパンをご注文いただいている方へ
計画停電の時間帯によっては、パンの製造工程に影響があります。出来上がりが通常より遅くなり、宅配便での発送が難しくなるおそれもあります。事前に調整できれば、発送の前日に焼いて、お届けすることもあることを、ご了解ください。よろしくお願いいたします。(3月21日)