震災によって気が遠くなるような被害を受け、早くなされねばならぬ山のような仕事が待っているのに、原発事故はこの国の足元をはらいました。汚しました。
長きにわたって、開かれ、守られてきた、畑の今を預かる者として、「ダメだ」と言います。
土と水と空気に関わる人間として、「ダメだ」と言います。
畑の恵みを人々に送り届ける者として、そして、それを日々糧とする者として、さまざまな生き物達の営みによって維持される畑に毎日通いながら、その生き物達に呆然とする返礼をした人間として、「原発はダメだ」と言います。
ただ、もちろん、百姓もこの国の一員です。「参政」を義務とし、権利を有する一員として、国境を超え、はるか未来に関わる原発の影響を考えるならば、この是非は、国民の総意に基づき、方向付けされなければならないと、考えます。
そこで、「みんなで決めよう「原発」国民投票」に、賛同人として関わることにしました。(6月27日 晃)
以下に、その趣旨をコピーします。興味をもたれた方で、インターネット接続をしていない方には、詳しい資料をコピーして、お渡しします。お声をおかけください。
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ぜひ「賛同人」になってください!
「原発」をどうするのか。この極めて重大な案件は、行政府や立法府が勝手に決めることではなく、主権者である私たち一人ひとりの国民が決定権を握るべきではないでしょうか。
すでに任意のグループが「ネット投票」を行なっていますが、そういうものではなく、国会が認めた公式の「原発」国民投票を実現することは決して夢物語ではありません。多数の主権者が望み、求めれば、実施されるのは当然の道理です。それを果たすための市民グループ《みんなで決めよう「原発」国民投票》を今月末までに結成します。
このグループは、「脱原発」あるいは「原発推進」を呼び掛けるグループではありません。主権者が、原発の将来をどうするのかについて、直接の決定権を握るための国民投票を実現させることを目的として活動するグループです。メンバー個々人が「原発」についてどういった考えを持つか、どんな発言をするかは自由ですが、会として、「脱原発」あるいは「原発推進」を外に向けて呼び掛けることはしません。
これは、市民の知恵と情熱で歴史的な住民投票を実現させた、新潟の「巻原発・住民投票を実行する会」や徳島の「第十堰住民投票の会」の活動スタイルに倣ったものです。 ぜひ、こうした考えを御理解いただき、私たちのグループに参加してください。
『「原発」国民投票の実施を』という私たちの呼びかけに応え、賛同してください。 応諾いただきましたら、ホームページやチラシにお名前を掲げさせていただきます。
別紙、「原発」国民投票法(市民案)などを御一読のうえよろしく御検討ください。 返信をお待ち申し上げます。
みんなで決めよう「原発」国民投票
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町 2-19-13 ASK ビル 5 階 市民活動共同事務所 内
電話 03-3200-9115 携帯 080-3866-3037
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