◆お天道様 異変?
このところ、太陽の磁場の極(太陽にもN極S極があるらしい)に、予想外の変化が見られるという。2013年に両極の同時反転があると思われていたのに、2012年に一方の極のみの反転が進行していると観測されたとのこと。私たちの尺度から不変と思われがちな太陽も、その活動は消長を繰り返していて、わからないことが多いという。
意外なことに、頼みの大元のお天道様も、「いろいろあってね。」という訳で、大体OKだけど、何もかもとはいかない、営みがあるのだ。そんなことで、地球温暖化は一本調子で進まずに、江戸時代にあったような、数十年単位の寒冷化が起こる可能性もあるかもしれぬとのこと。
お天道様から黒い影が射してきて、私たちの未来は少し心細い。地球規模の冷害は、世界中に騒乱をもたらしかねない。地道な備え、心構えが大切だと言われているようだ。
まだまだバブルに生きる私たちに、少し冷たくなった星に耐える覚悟、勇気があればよいのだけど。(晃)
◆こどもたち
右は、4月のはじめ、大学4年になった春少しだけ帰省した娘が、半日畑を手伝ってくれた時の写真です。
一番向こうのマスクの子、いわゆる「就活」の時期で、スーツ着て一つ会社にも出かけていました。「就活」について私は無知ですが、何やら疲れがたまるらしく、先日送った野菜の中からパセリを描いてくれましたが、力不足か・・・
その右にいる息子、半農半パン屋から、「ノラのパン」とうちの手伝いが、2対1くらいの比重になってきました。
これまで、卸させていただいていた、東京の「輪屋」さんと熊谷市の「おにっこはうす」さんに加えて、3月より、深谷市の「県農林公園」内の直売所での販売が始まり、生産量が増えました。野菜のお客様にも、ごひいきにしていただき、ありがたい限りです。
そろそろ、気温も急上昇、草も急成長が予想されるし、暑い季節はパンの売り上げが落ちますから、今から夏場の草退治の担い手として、息子に熱い期待を持っている、自分勝手な母です。
◆真犯人いまだ捕まらず
3月末から、合計11羽が、ケモノにやられました。
延べ何十時間もかけた鶏小屋の修繕と、各種ワナのしかけによって、ここ10日ほどは被害は出ていません。途中で、大きなタヌキが捕まりましたが、とうてい狭いすき間や高い屋根の下の網を破ることはできそうもない奴です。その後も、ワナを上手にかわしたりしている様子から、相当な手練れと思われ、まだまだ知恵比べ続いています。(4月23日 泰子 左写真は、小屋の周りにまいた消石灰に残された足跡。長い指が、アライグマと思われる)