◆今年の里芋事情
里芋畑の草むしりが終わりました。例年にない仕事で、手こずりました。草退治の時を逸し、目をそむけてきたのですが・・・
7月に背丈ほどに成長していた里芋は、後ずさりを繰り返し、9月中旬頃に土中にすっかりもぐってしまいました。乾季と認識して休眠してしまったわけです。土に湿り気が戻っても、もはや温度が足りません。万事休すです。里芋たちは、今悔いたり、あらぬ希望をつなごうとしたり、迷っている様子ですが、じきに冬の到来をしっかりと受け止めることでしょう。
小さな里芋は、今年果たせなかった夢を、来年につなごうと、凝縮した決意の姿です。大きくふくらんだ夢と、また違った味わいがあるはずです。(晃)
<料理メモ> 里芋編
例年なら、大きな芋があっての、「キヌカツギ」ですが、そういうわけで、今年はみんなほとんど「キヌカツギ」サイズです。一個一個洗って皮をむいて、という、通常の作業は向きません。ボールにどどっと入れて、ぬるま湯にしばらく浸し、ごろごろやって、湯を取り換える、ことを数回繰り返し、そのまま鍋で水からゆでます。柔らかくなったら、ザルにあげ、温かいうちに、「むにゅっ」と手の中で押し出すように皮を脱がせます。
・そのまま、塩とかつお節で。・味噌汁の具に。・ごま油で煎り付けて、塩としょうゆ少々、で、酒のつまみにもなります。
◆ ステテコォ踊り里山編 公開
長らくお待たせしました?。 9月21日に、寄居町の「たかのす・くぬぎの森広場」にて撮影した、「ステテコォ踊り」の動画を、ユーチューブで公開しました。http://youtu.be/rEmTucO_orU?hd=1
ネットを使っている方は、「ステテコォ踊り 寄居町「くぬぎの森広場」より」、で検索してみてください。5分ほどの長さです。DVDもありますので、ご覧になりたい方はご連絡ください。
当日は、みんな仕事の合間で、1時間ほどしか集まれず、しかも初めて踊る人が半分以上、という厳しい条件でしたが、編集の腕で一つの作品となり、私たちとしては感無量です。
これから、色々なところで、「原発ステテコォ、もんじゅも、TPPもステテコォ! 生き直そう!」と、仲間を増やして踊っていきたいと思っています。ご支援ご声援お願いいたします。
<料理メモ> とうがん編
とうがんも、日照りのせいで、例年の勢いがありませんが、もう一回り、皆さんにお入れできるかな、と、新しい食べ方を紹介します。
大久保ちゆさんが、農協の雑誌で見かけたという、とうがん農家のレシピです。とうがんは、種を取り、厚めに皮をむいて、3,4ミリの厚さで小口切りにする。タッパに入れて、めんつゆ(市販のストレートのものならそのまま)を加えて、漬け込む。一晩~3、4日、お好みの漬かり具合でどうぞ。鷹の爪とか生姜とか、薬味もお好みで。(10月29日 泰子 写真は、もう収穫していないエンサイのツルに咲いた花。もうすぐ霜でさようなら)
メモ番外編~ルッコラ サラダで食べきれなかったら、なべ物に。柔らかい葉っぱを「しゃぶしゃぶ」して。ごま風味が意外に合います。ちゆさんより。