晃が今年の1月に脱稿していましたが、サイトへのアップが今日となってしまいました。ぜひ、以前の二つの記事、
「サムライ大国! ニッポン ヤッホー」~2014年9月
「野に国つくり」~2014年6月1日(下記「未タイトル」推敲加筆)
も合わせてお読みください。
新しい憲法前文
繰り返される天変地異、日常の出来事となった激烈な気象、私たちは、人を取り巻く外部世界の広さを感じながら、精一杯生きています。
他のあらゆる生命同様、食べ物を得、心地よい居場所を確保しようと、日々格闘します。
生命とは、例外なく困難な境涯の中にあって、花開き、光放ち、集い、出会おうとする、いとおしい者たちのことです。
私たちが国家を成すとは、寄る辺なき世界に、生きる仲間が、互いに手を差し伸べ、むなしい思い、みじめな思いに沈む者を支え、集い、共同することです。
私たちは、ままならぬ、海、山、大地に寄宿しながら、国家、国民の末長い生存を可能ならしめるよう、人間同士の諸関係を律する倫理、私たちが世界環境と関わる上での作法を、出発の日に記し、憲法とします。
私たちの憲法は、国家、国民から、孤立、枯渇を遠ざけ、世界から祝福される、再出発のための約束です。
(2015年1月 伊藤 晃)
人間だけじゃなく、この星のいのちあるすべてのものとともに、生きるための、私たちの決まりを作ろう、ということだと、思います。