9月2週号の見出しは、「勝ちに行くほど、いつの間にか、深い闇を背負う / 栃木県茂木町から訪問あり / 三尺ササゲは、油で」です。
茂木町有機農業研究会の皆さんとの写真
9月2週号の見出しは、「勝ちに行くほど、いつの間にか、深い闇を背負う / 栃木県茂木町から訪問あり / 三尺ササゲは、油で」です。
茂木町有機農業研究会の皆さんとの写真
投稿情報: 2013/09/20 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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ほぼ月刊になりつつある、「菜園たより」です。
「8月1週号」の、「すごろく遊び」については、お客様のSさんから、「あんなに大変な状況の中、あんなに面白い菜園たよりが届くなんて思ってもみませんでした。本当に素敵なことだと思います。」と、ほめていただきました。
「8月5週号」は、それを聞いて力が入ったのか、あまり面白くできませんでしたが、よろしければ、読んでみてください。
写真は、「ニャー公のお祈り」。昔、こどもにやってもらったように、もういい加減降るなっていう確信があるときに、使う手です。そうすると、お祈りの力を信じるようになる?からです。
◆7月29日発行の「8月1週号」紙版のPDFファイル↓
見出し「ハチに刺されて、1回休み ほか」
◆8月26日発行の「8月5週号」紙版のPDFファイル↓
見出し「早朝の畑で、舞い踊る / 夏バテしていませんか? / <料理メモ> ~ナスのかば焼き」
2013 年8月5週号(156kb)投稿情報: 2013/08/27 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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1か月半、更新できていませんでした。が、お客様への「菜園たより」は、3つ発行していました。
下記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。
◆6月10日発行の「6月2週号」紙版のPDFファイル↓
見出し「雨なし / 虫あり / <料理メモ> ~バーニャカウダ~」
下は、久々に娘が描いたさし絵です。
◆6月26日発行の「6月4週号」紙版のPDFファイル↓
見出し「他者の息づかいを感じる / 未来につなぐ / 野菜のこと」
◆7月9日発行の「7月2週号」紙版のPDFファイル↓
見出し「過ぎたるは及ばざるがごとし / 野菜セットのお休みのお願い ~2週間後、7月22日(月)からの再開」
7月8日の雹害の一例
投稿情報: 2013/07/16 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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5月は、2回「菜園たより」を出しました。
TPPに取りつかれていました。関心がある方は、このサイトの「触れる感じる TPP」のページと、「いやだね!TPP 寄居町連絡会」のサイトをご覧ください。
◆5月13日発行の「5月2週号」紙版のPDFファイル↓
見出し「とりあえず、一雨 / とりあえず、発足 / へんな、ふぇんねる」
2013年5月2週号(106KB)
◆5月27日発行の「5月5週号」紙版のPDFファイル↓
見出し「野の圧力 / 若干の補足」
2013年5月5週号(237KB)
上記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。
フェンネル同様、今シーズン初めて作ってみた、カリフラワー・ロマネスコの写真です。うまかった。
投稿情報: 2013/06/02 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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4月17日発行の「4月3週号」紙版のPDFファイルです。
上記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。見出しは、「花粉症なおった? / ステテコォ、ふたたび、みたび」です。
上の写真は、「ステテコォ踊り TPP編」を披露した、4月13日の深谷市でのデモの動画から、抜き出しました。1枚目、夫が、Oさんと踊っています。私はその後ろで歌っています。知り合いのKさんのプラカードも素敵です。だいたい80名ほどの参加だったようです。当日の集会とデモの全体の様子は、IWJの中継録画で見ることができます。
投稿情報: 2013/04/21 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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3月いっぱいで、このサイトのサービス提供会社が、日本語サービスをやめるというので、あたふたしました(トップページの「新サイト設置のお知らせ」参照)が、管理画面は元のままなので、続行します。「不具合が出ても知らないよ、日本語じゃあサポートしないよ」ということなのかもしれません。
また、以前は、「たより」本文のテキスト文書を張り付けて編集していましたが、今後は、ひとつ前の記事のように、紙版のワード文書をPDFにして(PrimoPDFというフリーソフトで)、リンクさせることにします。
下記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。
見出しは、「春がどうした / ちょっと変わった菜っ葉」です。
掲載した左の写真は、深谷の3月17日の「さよなら原発デモ」の際のもので、一緒に参加していた「原発とめよう秩父人」の方が撮ってくれたものです。
投稿情報: 2013/04/11 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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サイトの更新が、大変滞っております。
色々な事情があります。その辺は、個人ブログ(これも、2か月以上更新なし)に近々書くつもりですが、とりあえず、「たより」3つをPDFファイルにてアップします。
下記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。
「1月4週号」2013-1-4-2.pdf (1576.0K)
「2月1週号」2013-2-1-3.pdf (3119.1K)
「2月4週号」new2013-2-4-4.pdf (659.8K)
こっちが最終版「2月4週号」newnew2013-2-4-4.pdf (657.6K)投稿情報: 2013/03/07 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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凍てついた冬の朝は、山芋掘りに限ります。陽が当たる畑とはいえ、気温は2,3度あるかどうかです。
スコップで表面の凍りついた土3~4cmをひっぺがすと、山芋のてっぺんの、今から用意された芽が見えます。夏の干ばつの影響でしょうか、掘り出した芋はどれも小ぶりです。そうは言っても、土の中の姿勢は十人十色。腕を伸ばしたり足を投げ出したり、肩までは見えてもその先は想像できないのです。“予断は禁物”と、離れたところから外掘りし、芋を引っぱっては手応えを確かめ、と、じょじょに進めます。着込んでいた上着を脱ぎます。
そんな時です。裏返しになったカエルが見つかるのは。白い腹を上に、ゆっくりもがく姿を見ては、いつも声を上げてしまいます。生の命、ヌラリとした肌が、北風にさらされる様は、寒々しく、ほっておけません。畑の隅っこ、春まで掘り起こす気づかいのない、北風がさえぎられた日溜りへ緊急搬送。土をかき分け、彼らを放り込み、落ち葉のふとんをかぶせます。
いつだったか、山芋を掘っているのかカエルを掘り出しているのか、わからないような冬もありました。
こんな風に、相変わらずの野の扉の新年が始まりました。今年もお付き合いの程、よろしくお願いいたします。(ちっとも暖まらない話で申し訳ありません。 晃 )
続いては、里芋について。昨年、出荷はじめに大不作をお伝えしましたが、掘り進むと、芋が小さいだけでなく「芽もない」芋の何と多いことか。地表に近く、比較的大きく太った芋のてっぺんが、欠けて陥没していることが多いのです。以前もしばしば見られたことで、コガネムシの幼虫にかじられたのか、と思っていたのですが、近所の仲間が調べたら、日照りと高温が原因の病気(芽つぶれ症とか)なのだということでした。
傷ついた芋は寒さにも弱く、この厳冬で年内から凍傷で出荷できないものも多いですし、よい芽が残った芋を種にしなくてはならないので、20年近く自家採種してきましたが、この春は種イモを購入しなくてはならないかも。
でも、里芋は、頂芽からだけでなく、肩の方に散らばる小さな芽からも、発芽する力があります。どっこい、芽はある、と思って、今年も頑張っていきたいです。
写真に写っているのは、私たちのメインの二つの畑の間に位置する、地主さんの家です。うちが借りている畑とこの家の間の10年ほど放置された地所に、しの竹と竹が繁茂して、長さ5,60メートル幅20メートル高さ4,5メートルほどの先が見えない藪となり、細い道を隔てた畑にまで侵入してくる勢いになっておりました。
夏の終わりから、近所の篤志の方が少しずつ刈払っては燃やしてきれいにする作業をしてくれていて、12月からは、うちやほかの方も参加して、とうとうここまで追い詰めた最後の光景が、この写真です。ボランティアですが、こういう作業が、イノシシ被害を食い止める最善の方策なのだと思っています。秋には畑を横断していたイノシシが、とんとやってこなくなっています。(1月5日 泰子)
ちなみに、12月の初め、まだ、家が壁に阻まれて見えていない時期の写真が↓です。右手に白いハウスが写っていますが、これも以前は見えなかったです。おとといは、飯田さんイベントの参加者と功労者のSさんとで、刈払っておいてあったしの竹を、みんな燃やして、すっきりしました。(1月14日)
投稿情報: 2013/01/14 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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忘れがちなことだけど、私たちの体は、水に流され、埋め立てられた記憶を持つ物々で構成されて来ました。宇宙を旅し、大空を翔け、山脈を越え、大洋を回遊したことも、地底をじりじりと移動したこともある物々。過去、恐竜の骨格や、微細な菌の類の組織を構成した経歴を持つかもしれない、誰のものでもない、リサイクルし続ける物質でできています。
はるかな来歴と果てしない行く末を思い、自分の非力さをつきつけられては、むなしさに飲み込まれそうになります。せつなに執着するとき、思いを馳せたり心通わせることを断念することもできます。
しかし、人として生を授けられたからには、あえて心開いて、命の摩訶不思議を味わい、堪能したいものです。
波乱に富んだ一年でありましたが、当菜園も、少しは学ぶことができ、成長することもあったでしょうか? ともあれ、今年も、おかげさまで、今日の日にたどりつくことができました。はかない奇跡、まだここに在る可能性を大切にして、よりよき年を招来したいです。
来年もよろしくお願いいたします。
(写真は、年の暮れの畑の、残り火です)
投稿情報: 2013/01/13 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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再び虚を突くドンデン返しは、ここ寄居に来て以来最も寒さ厳しい年の瀬を迎えることでした。毎朝、マイナス5度あたりをうろうろし、野菜たちの凍み細りは、例年よりひと月早まりました。
昨年来の放射能禍に加え、今年は気象(降雹=ヒョウ、干ばつ等)原野(アライグマ、イノシシ)の猛威にさらされ続けています。
野の扉は、ずいぶん内側へと退却し、人間の領域は狭まる一方です。この国全土が、同様のせっぱつまった状況にあると、都市に暮らす人々に喧伝したいです。失地回復の妙案もありません。
だからといって、ここぞとばかりに、我らが窮状、風前の灯なのですかね?
私は、個人的に、歌舞音曲のたぐいに、光明を見出しています。要は、“気”の持ちよう。
沈没船から冷たい海に投げ出された人々が、声掛け合い歌を歌って耐え、しのいだ、という話もあります。「死守する」とか「不退転の覚悟」とかの、いさましさよりも、経済そっちのけの経済性と、あっけにとられる明朗さで敗け知らず、なんかはどうでしょう。(12月10日 晃)
11月末よりのこの寒さ、11月28日のマイナス3.2度は、寄居町での11月の観測史上最低でしたし、12月10日のマイナス5.8度も、12月としては観測史上最低ということです。2位以下のほかの記録は、たいてい20年ほど前の12月下旬に出ていますので、「温暖化」「暖冬」が当たり前になっていた昨今では非常に珍しく、また、県内でもトップレベルの寒さとなっています。
卵のお客様には、お詫びのメモをお入れしていますが、野菜のみならず、鶏もこの急激な寒さでやる気をなくしてしまっています。それでなくても、電灯がつかない鶏小屋なので、日が短くなると産卵が低下するのに、なんだか毎日餌だけ食べて耐えている風情で、かわいそうであります。
もうすぐ、だれもが1年を振り返る時期となりますが、野菜の出来をみても、芋(ジャガイモ、里芋、山芋が不作)も豆(大豆もラッカセイも不作)もいいものがなかったなあ、と、残念です。例年だと、この時期ご紹介する、炒り落花生ですが、収量も品質も悪いうえに、焙煎業者の加工賃は1.5倍の値上げとなり、今年は販売を断念しました。
16日の総選挙後の世界がどうなるのか、わかりませんが、私たち「寄居町耕す会・踊り部会」有志は、去る2日に本庄市で行われた「さよなら原発ウォーク」に参加して、「原子力より馬力」と書いた横断幕を掲げた「かんな馬の会」の白い馬のそばで、「ステテコォ踊り」の踊り納めをしてきました。(詳しくは、個人ブログのこの記事)
「生き直す」きっかけのほんの切れ端でもつかみたいと思って記念写真を見ています。(12月12日 泰子)
投稿情報: 2012/12/14 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)
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