◆梅雨明け
よろよろと、皆なで夏に入っていきます。
正直言うと、やっとこ歩いているのに、「もう夏だ!」と、どやされたって、「わかっているよ」と、手で合図する位の訳です。
だいたいにおいて、すでに、ナスの葉には、“カチカチカッチン”が、数匹確認されております。まだ、カチカチと“放電”する大きさはありませんが、もう、3.5cm位あります。「羊たちの沈黙」の、例の“蛾”クロメンガタスズメの幼虫のことです。
南西諸島原産の、彼らは、埼玉寄居に定住したことになります。あの、3月の記録的寒さも乗り越えたのか!と、感動すら覚えます。(ひねりつぶしながら)
私達のご先祖様も含め、生物の開拓者魂には、脱帽します。(晃 ←尻尾の先に、小さい突起がいっぱい付いていて、危険を察知すると、チチッチッと、鳴らすのです。春、成虫がジェット気流に乗ってやってくる、という説(茨城の久松農園さんのブログ)もあり。)
◆くぬぎの森広場のブルーベリー園、16日(土)から
寄居町鷹巣の吉田さんの丹精された、1000本以上の無農薬ブルーベリーの木が待っています。
入園料は300円、摘み取りは1キロ1000円です。朝6時から夕方6時までの営業です。涼しい、くぬぎの森で休みながら、たくさん摘んでください。
詳しくは、ホームページ http://www5.ocn.ne.jp/~b-verry/(「たかのすくぬぎの森広場」で検索してください。
◆今年の夏野菜
まず、トマトの新顔が、中玉の赤い「シンディー・スウィート」と黄色い「シンディー・オレンジ」です。ハウスの中で、のびのびと育っています。小粒で収量はありませんが、特に赤いのは、美味と思います。
隣で出遅れている「ルネッサンス」も、ぼちぼち取れだしましたが、タバコ蛾の幼虫の被害が出ています。上記のカチカチも、現れると思うのですが。来年こそ、ハウスの開口部にネットを張って、虫見しなくていいようにしたいです。
露地のトマトは、おなじみの、「サンティオ」と「クック」、大玉の「麗花」。少しだけ黄色いクッキングトマトも作りました。雨が少ないと、トマトには良いのですが、暑すぎると、玉焼けしてしまいます。
ナスは、普通のナス、「マー坊」という細長いナス、そして、緑色の長ナスもやってます。
取れ始めたオクラは、例年通り、六角、丸、赤の3種類。
キュウリは、これまでは、とげとげの「スーヨー」系ばかりでしたが、夏秋とりがうまくいかないので、普通のキュウリもやってみています。味はどうでしょう。
お客さんが、ふさふさした絹糸のべビーコーンを手に娘さんが踊りだした、と、写真を送ってくれました。かわいい。(ネット上では、公開しません。紙版のみに掲載しました)
この頃は、きれいだったトウモロコシ、今は、虫に食われた部分を落としながらの出荷です。鶏のおやつもたくさん出ます。数年来、悩まされた“アライグマ”については、うちには寄り付かなくなったようです。(泰子 7月11日)