これは、2月28日に植えた、「ワセシロ」です。左が、自然農法センターの通信「ピュアライフ」19号に掲載されていた「三上式ジャガイモのゴロゴロ植え」(サイトでは読めません)を参考にした、うちとしては、はじめてのマルチ栽培のものです。
本家の栽培法は、うね幅120㎝・高さ20㎝のうねに、株間60㎝・条間30㎝の3列ちどりで種芋を「埋めずに置くだけ」にして、軽く土かモミガラをかけ、おわんいっぱいのEMぼかしを間に置いて、135㎝マルチで覆う、というもの。品種はキタアカリで、3月7日播種。敦賀近辺らしい。6月20日に、34mのうねで、220キロの収量だったとか。
うちでは、2列にしました。早く取りたい品種なので、穴あきトンネルとパオパオかけました。発芽したあと、零下の日がありましたが、セーフ。右側が、通常のマルチなしのもの。日曜日(12日)にやっと草対策の土寄せができたあとの写真です。
これは、同じ日に植えた、「キタアカリ」。トンネルなし。
収穫時にマルチをはがすと、「絹のような肌」の芋が、うねの上にごろごろしている、ということですが、うちでは、どうなりますか。
これをやるためもあって、今年は、2月中旬から2週間ばかり、「浴光育芽」をしました。気のせいか(?)、発芽のそろいがよかったような・・・
80キロばかりの種ですので、やろうと思えば、できないことはないのですが、できたのは、やはり「翼(研修生の名前)効果」でしょうか。
このゴロゴロ植え、面白そうですね。掘るのが楽なようですが、たぶん、写真のようにマルチの上にも土をかぶせていないと、(マルチだけだと)緑化しないかなぁ。
投稿情報: | 2009/04/14 15:40
どなたでしょうか?
通信の記事では、土寄せなし、マルチの上はジャガイモの樹がおおうようになっていました。
うちでは、マルチ際の草対策と、
後半地温を上げないように、土寄せを軽くしていくつもりですが。
とにかく、34m分だと、150穴。種芋を1個40gとしても、6キロ。それが220キロじゃ、35倍になっているわけで、ほんとならすごい。
投稿情報: とびら | 2009/04/15 05:03
注目!!ですね。大規模栽培にはやや適さない面もありそうですが、非常に面白い。写真を見る限り、揃いも良い(多分、「きわめて」と云っても良いような)。この後の結果も、時々掲載していただけると有難い!!
投稿情報: 風来山人 | 2009/04/15 06:02
キタアカリや男爵などは土かけてあってもマルチ際が緑化したりするので,僕もその点が気になりますね。高知でやっている知り合いが上手く出来たと言ってましたが。
このやり方で多収な理由が分かりませんが。
ぜひ報告して下さい。
投稿情報: かぜだより | 2009/04/15 06:34
北海道の三浦です。
お久しぶりです。
こちらは雪もようやく融けましたがトラクターではいれるのはゴールデンウィーク前くらいになると思います。
ところで今夜の寝台列車に乗って明日の朝、鷹巣のYグリーンさんが北海道に着く予定です。
こちらに来て丸17年たちました。明日はどんな話が飛び出すでしょう。
投稿情報: ミウラ | 2009/04/15 16:18
風来山人さん、
畑の芋に、「ジャガイモ百姓の風来さんが見てるからね」とエールを送っておきました。
創案した三上さんって、福井市のEM有機の会とかいう集まりの会長さんで、今80歳。スーパーで年間30種、高値の野菜を売り切っている、というやり手のおばあちゃんらしいです。
大規模栽培とは違う方向の、望ましい老後の一つの姿でしょうか。
荒木さんに発芽をほめられるとは、はずかしいです。
かぜだよりさん、
「キタアカリや男爵などは土かけてあってもマルチ際が緑化」
なんですね。マルチ初めてなので、どうなるかわかりません。
「このやり方で多収な理由が分かりません」
ですね。どうなりますか・・・
ミウラさん、
読んでいてくださったんですね。
Gさんが訪問する話、聞いてました。
研修生の翼くんが初めてうちに来たとき、三浦さんの話が出て、「世間は狭い」と思ったものです。彼が去年いた、アグデパンケ農園の高橋さんとはお付き合いがあるそうですね。翼くんも、三浦さんの奥さんにはお会いしたとか。
三浦さんの、ジャガイモの種芋選別からはじまった、黒松内町での生活が、今は黒松内きっての名産品「オカラごと豆腐」メーカーとなった経緯を、
Gさんから、伺いたいと思ってます。
検索したら、
http://www.kuromatsunai.info/osusume/miura/
ありました。
投稿情報: とびら | 2009/04/16 05:11