埼玉を直撃した台風9号のおおざっぱな記録は、
5日(水)から7日(金)の足かけ3日間で、
寄居 降水量合計 220ミリ 最大風速2,3m(!)
熊谷 同上 130ミリ 10m以上
秩父 350ミリ 4,5m
風速に関して、最大瞬間風速は、確認できませんでした。(もうちょっと吹いたと思うんですが)
被害、金曜日の配達のお客様に会うごとに心配していただきましたが、「これ」と特筆するものがないので、困りました(?)。
雨は降りすぎ。でも、前々から準備していた溝や高ウネのため、畑自体に思ったより被害は少ない。モグラ穴から、鉄砲水が出たところあり。でも、個々の野菜たちは、過湿や風で、弱ったりいじけたり腐ったり・・・ ネットや用意してあったマルチにできてしまったすき間から、虫が入っての被害もこれから判明することでしょう。
人参たちの未来は大変不安。収穫するまで、出来のよしあしがわからない部分もあるし、もしかしたら、マルチトンネルで追加作付けをするかもしれない。
7月定植の冬ネギは、泥流と風で横倒し。まだ、立て直せば、なんとかなる。
トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、キュウリなど、夏の仕立物は、もう先の期待は出来ません。これはしょうがありません。
トマトで生き残る可能性があるのは、自然農法センターの「サンティオ」。昨日も、あの風雨の中でよく無事だったと、抱きつきたくなるような実も取れました。大半は、鶏のおやつですが。
ナスは、まだ、どっさり取れることは取れますが、木がダメ。風で根っこが傷んで過湿だと、病気が一気に広がります。これは、ほかのものも同じ。
写真は、ちょっと前にとれた、夫に言わせると「こんなにかわいいのはめったにいない」ナス。
キュウリは、もともと「ウリノハムシ」の食害がひどくて取れていなかったので、打撃が少ない。最後にハウスに植えたのが、少し取れればもうけもの。
写真は、サカタの夏サンゴきゅうりと、同じアングルに作った青はぐらウリ、虎皮ウリ。
そして、この暑さ。
昨日の記事 「秋どこへ? ラニーニャで日本の四季が消えた ■10月まで残暑、そして厳冬の予想」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070909-00000909-san-soci
でも、用意してあったマルチに、土曜日曜とキャベツ類を定植し、昨日は何とかトラクターの入る場所に玉ねぎの早生種(タキイのチャージⅡ)と聖護院大根を蒔きました。この大事な時期に、雨がちで雷雨もあり、ということで、いろいろ不安です。
僕のところは台風直後は大したことないかな,と思ったものの,木・葉へのダメージが大きく夏野菜は回復が見込めません。天気も悪いし。
秋キャベツはまだだし,いよいよ厳しくなってきました。
投稿情報: かぜだより | 2007/09/14 05:10
台風後の天気が悪すぎますよね。
余談ですが、この辺で7月末(8月初?)にきた大水は時間雨量100ミリだったそうです。実際には40分降って70ミリだったそうですが。近くの工事現場の雨量計での結果だそうです。あれはすごかったですね。その後の猛暑にはよかったのかもしれないけど、うちの場合はあれで秋作の畑の準備が進まず、アウトです。
投稿情報: まんぷく | 2007/09/14 09:31
かぜだよりさん、
昨日農協に行ったら、台風9号に関してのお知らせで、いろいろな作物に、「停滞水と高温」による病害が出るから、速やかな薬剤散布を、とありました。
風が吹くと、農協が儲かる?
うちは、ショウガとか落花生とかササゲとか、「きわもの」でセットにせめてもの色を添える感じです。
今の野菜の苦境もありますが、台風からこっちの雨がちな天候(今日は、久々に安定した晴天となりましたが)は、この先長く影響しそうです。台風直後でもトラクターかけれるそちらと違い、まんぷくさんも言うように、作付けできなくてお尻に火がついた状態です。きのうは、独立当初のように、クワとジョレンで人力でウネを立てて、白菜をちょこっと植えました。
まんぷくさん、
40分で70ミリ、ってこちらの地区の夏祭りの日のことでしょうか。その次の日も、スコールみたいのが半日続いたけど。
この辺に、熊谷気象台輪組支所、とかいって、雨量計と気圧計と正確な温度計でも設置しましょうか・・・
投稿情報: とびら | 2007/09/14 13:55