6月1週号 の見出しは、
「野菜は冷蔵庫へ / 雄鶏さ~ん / 人の道をすこしはずれて」
になります。
大風で、8割がた主軸が折れたズッキーニ、養生したわき芽から取れだしたし、2番手も軌道に乗って、例年に近い収量となってきました。
これは、サカタの「ブラックトスカ」です。ちょっとだけ作った、タキイの「グリーンエッグ・ズッキーニ」もおいしいです。放射状に切って炒めると、こりこりした実の部分と、とろっとした種の部分の両方が味わえて。
「人の道をはずれる」といえば、アライグマ、です。
去年、散々な目を見ましたので、早くから警戒しております。4月には、畑の近所の1人暮らしのおばあちゃんの家(豪邸)の2階を住処としていたやつらが、計8頭捕まりました。隣の無人の家の米を食っていたそうで、通路が踏み固められ、まさに「けものみち」ができていたそうです。
そして、3年前まで自分たちが住んでいて、今は元研修生のSさんが暮らしている平屋の借家の屋根裏に、一家が巣食っていて、これも先月、母と5匹の子供は捕まりました。
その頃、この家の近くのうちの鶏舎で、1羽が変死。屋根と壁の網のすきまから侵入して、獲物を持ち出せずに逃走したものと思われ、急きょ非常警戒態勢(詳細省く)をとりましたが、その後の被害はなし。しかしながら、畑で足跡は何度も目撃しています。
そしてそして、違う地区の県道交差点に隣接した、人家に囲まれた、M農場さんの畑で、早生のトウモロコシに被害が。1匹捕獲後も、被害は続いているとのこと。
うちは、去年に懲りて、別の地区の自宅の裏の畑に、トウモロコシを作付ていますが、安全とは思っていません。
隣の小川町では、100匹単位の捕獲があるという噂もあり、これからどうなることやら。
農業新聞では、千葉、埼玉に続き、茨城県でもアライグマ防除実施計画が作成されたとか。高速道路のSEから、アライグマの分布が始まる、とのことで、どこも安心はできませんよ。
関連記事 http://nonotobira.typepad.jp/blog/2008/07/post-7c1a.html
http://nonotobira.typepad.jp/blog/2008/07/post-41eb.html
雨の後、今日は夏日です。ジャガイモを1ウネだけ、試しに掘り取り機を使って掘ってみました。ん、いいんでないの。また写真出しますから。
「人の道を・・・」晃さん、すっごいせりふやね。とてもこんなこと、私には言えないなぁ。でもまぁ、有機農家は大なり小なり(普通の)人の道からははずれてるような・・・・。
投稿情報: とりのさとZ | 2009/06/07 12:25
掘り取り機、この記事で、
http://torinosato.blog.so-net.ne.jp/2009-05-25
見ました。
ゴロゴロ、新品ですね。うらやましいです。
ここでは、うまくまとめられないのですが、
機械と、栽培物のロットの関係、肉体的な作業量の軽減とコストのバランスのとり方、を漠然と考えています。特に、我々新規のゼロからの出発では、どういう機械をどういうタイミングで導入するのか、それで何を得ることができるのか・・・
なにせ、機械音痴なので。
とりのさとさんの、何でも自分で手を加えて、改善する姿勢には、いつも感心します。次の記事の「巻き取り機」とかも。
体は一つで、当然古びていきますので、手は打たなくては、と、「道をはずれている」夫もいろいろ考えてはいるようです。
投稿情報: とびら | 2009/06/07 13:50