7月28日の記事「秋冬使用品種一覧アップ」への、te-teさんのコメントは、必読です。
http://nonotobira.typepad.jp/blog/2006/07/post_f8a7.html#comment-586502
まずは、一覧にある、玉ねぎのタキイの「チャージⅡ」が欠品だという、かぜだよりさんの情報から、te-teさんの、七宝種苗の玉ねぎの話になって、大変有益な話を聞くことが出来ました。
「玉葱に対する情熱が違う」
というのは、この種苗会社へのte-teさんの評価ですが、これは、te-teさん自身のことだと思いました。
無農薬で(慣行の玉ねぎの場合、10回以上の薬剤散布が普通のようです)作っていると、玉ねぎの(他のどの野菜でも同じですが)形さえしていればいい、と、なりがちですが、お客さんが喜ぶのは、「おいしさ」なんですよね。
研修時代、「うちの玉ねぎは、辛くないから、水にさらさなくても、生で食べられるんだ」と聞いてから、有機で作れば味が違うんだ、と思っていました。仲間からは、「極早生はおいしくないから・・・・」と聞いたこともあります(自分ではよくわからなかった)。
品種のせいなのか、栽培法のせいなのか、その年の天候なのか、いろいろな要因の組み合わせで、結果が出るのでしょうが、「おいしい」玉ねぎを作りたいという思いがある、というのが、まずは前提にあるべきでしょう。
もうひとつ、去年、サカタの「中華妃」という赤玉ねぎは、全然発芽しなかったです。愛知のとりのさとさんや、こちらの仲間のO畑さんも、同じ。面倒で、種苗会社に「通報」はしませんでしたが、先日、偶然うちにやってきたサカタのタネの社員に、その話をしたら、「それはうちの種じゃない」といってました。
大手スーパーと、個人の専門店の違いなのか、その社員個人の問題なのか・・・・
さらに、もうひとつ、さっき、E-種やネット で調べたら、㈱七宝の種は、みんな、6月注文限定となっていました。商品の管理としても厳格、自分たちの種を大事にしているのだ、と思いました。
七宝種苗は以前にサカタの人から聞いて名前だけ知っていたので種屋に調べてもらいましたが,そのタネ屋のルートでは取れないとのことでした。農協経由で聞いてみる手もありますね。勉強になります。
投稿情報: かぜだより | 2006/08/16 07:07