タイトルの「魔女」は、ぎっくり腰の一撃を私に食らわせた人です。
月曜日に、やられました。朝、収穫のハウスで、コンテナを持ち上げたら。しばらくしたら、歩くことができましたので、軽症の部類です。夫は、前々職のパン屋を廃業する原因となった椎間板ヘルニア以来、腰痛のプロ(おととしのことは、ここに。おととしは、3月に大雪でした)で、ぎっくり腰も重度~軽度まで経験済みですが、私は初めてでした。
いろいろ家族や手伝いの人の助けで、ここ数日を乗り切り、何とか通常の8割くらいの作業量ができるようになりました。まだ、重いものは持てませんが。
もう一つのタイトル「美女」は、見学に来た女子大生のOさんです。写真はぶれてます。
神奈川大学法学部の4年生で、卒論で「JAS有機」のことを書いています。ゼミの先生の専門は、製造物責任法の関係だとか。食品関係に就職するそうで、このテーマになったそうです。
申請した人に、「生産者が大変だ、大変だ、と読んだり聞いたりするけど、実際のところを聞きたい」ということで、ネットからうちのことを調べて問い合わせてきたわけです。うちは、2001年と2002年にJAS有機認証をとったけど、もうやめています。ほかの農家にも問い合わせたけど、忙しいからと断られたそうです。うちも、忙しくないわけではありませんが、1時間ほどお話した後、翌日、実際の申請書類や記録一式を参考にお送りしました。
短時間で何ほどか、お役に立てたかわかりませんが、常日頃思っていることはしゃべりました。
今日の夕方には、埼玉県の有機農業関係者の集まりがあります。いちおう、日本有機農業研究会の「購読」会員なので、(夫が)呼ばれています。例の有機農業推進法案のことらしいです。
この法案については、有機農業ニュースクリップにこんな記事が出ています。
先月も、この埼玉県の集まりにちょっと参加した夫によると、この辺の仲間たちの大半がそうである「闇小作」の有機農家は、この法案の対象にはならないとのことですし、法案自体が化学肥料・化学農薬・遺伝子組み換えを必ずしも全面的に否定はしていないもののようですし、法案を盛り上げるはずの審議会にはたった一人しか生産者=有機農家が入っていないということですし、どうも複雑な気持ちです。
それに、魔女のせいで、いつにもまして疲労の色濃い夫ですので、今日は無理でしょうか。
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