ｎｅｗ「菜園・野の扉ワンダーランド」

「菜園たより」３月４週号アップ

たよりの最新号は、「一気に春らんまん　/　松田のマヨネーズはマヨネーズだ　/　卵がいっぱい」ということで、３週間ぶりなのに、さし絵は入っていません。

前の記事にちょこっと書きましたが、先週１９日に、朝日新聞で松マヨのことが取り上げられて、その日のうちに、TV取材がありました。
フジテレビの、夕方のスーパーニュース、という番組でした。松田さんのところの帰りに、「松マヨ愛好者」の話が聞きたいとのことで、うちに寄ったのですが・・・

「運動で使った署名用紙はどこにありますか？」
「農家だったら、トマトとかキュウリにマヨネーズつけて食べるシーンを」

「有機農家ということで、出荷シーンも」
などと注文した人とは別の現場にきた人が、
「松マヨは、おいしいですか？　どんな味ですか？　他のマヨネーズとどこが違いますか？」と、味のことばかり聞きまして、

松マヨの運動をうちなりに総括したレポートのコピーを渡したけど、読まなかったでしょうね、いっぺんも。

撮影のあと、スタッフ３人で用意した大皿のサラダ、みんなマヨネーズかけて食べてくれましたが、 TVには、私たちは１瞬も出ませんでした。
撮影のあと、私は宅配便を大急ぎで閉めて翌日の出荷のための収穫に出て、晃は大急ぎで配達に出て、で、配達先で車が動かなくなる、というおまけまでついて、とんでもない一日となったのでした。

松田のマヨネーズはマヨネーズだ

去る３月５日に行われた、農林物資規格調査部会において、ドレッシング類の日本農林規格、品質表示基準の見直しがあり、マヨネーズの原材料に「はちみつ」を含むという改正案が了承されました。

この「松田のマヨネーズはマヨネーズだ」の運動については、
http://www.geocities.jp/nonotobira/
に全貌が載っています。

今回の部会の報告は、
http://www.geocities.jp/nonotobira/20080305houkokuhtml.htm
に、やっとさっき載せました。

「松田マヨ運動は、ＪＡＳ制度全体の見直しを促したのです。」

実は、今朝の朝日新聞社会面に、この件が載りました。

http://www.asahi.com/life/update/0319/TKY200803180396.html

部会のあと、何にも報道はなかったので、５年も前のことだしなあ、と思っていたのですが。

そしたら、ＴＶの取材もあるようで、なんだか、５年前の疾風怒濤の数ヶ月を思い出したりしていました。で、ちょっと頑張って、久々にブログも更新しました。

「菜園たより」３月１週号アップ

３月１週号の見出しは、「ここ１０年で一番寒い２月　/　野菜が乏しい　/　温床を踏みながら」です。

上の絵、娘が、はじめて対象を拡大して描きました。梅の小枝を、A4の紙ほぼ半分くらいの大きさに。

野菜不足に関しては、ハウスの一番手の大根「大師」（タキイ）が、アカダニ（ハクサイハダニ）にやられて、片付けたことが、痛かったです。次も、蒔きつけるのがためらわれ、ちょっとだけ早く取れる「ころ愛」（サカタ）を蒔いて、あとは露地に任せることに。その露地の最初のは、間引き大根で出荷できないほど、寒害を受けました。葉っぱちりちり。密閉マルチパオパオなのに。
最低気温はもっと低い年もあったのに、今年、紅菜苔もホウレンソウも葉先がやられました。こんなことははじめてかと。
風との相乗効果でしょうか。

ほうれん草といえば、こちらもハダニで、４ベット以上やられました。昨年発生したところ（畑の周辺の草が残っているあたりから広がった）と、それまで畑を仕切る段になっていて草が周年生えていたところが、出撃地点となったようです。
これから、毎年悩まされるのでしょう。

さて、今日は、「松田のマヨネーズ」の件（支援サイトはここ）で、夫が松田さんと農水省に行きます。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/080213.html
この件はまた書けたら書きます。