○「たより」の見出し1=「引き続き、乾いた猛暑」について。
昨日は、降りました。先月の27日夏祭りの雷雨以来のまとまった雨。熊谷気象台のデータでは、合計が60ミリほど、1時間で50何ミリ、10分で40何ミリか、という集中豪雨になっています。この辺でも、「いいお湿り」(とこの辺の方は言う)というより、ちょっと凶暴なくらいの降り方でした。午後いちで、カリフラワー30mあまりを何とか植えてネットして帰ったら、着衣水泳したみたいでしたし、夜は夜で、全方位がんがんライトアップされるような雷の嵐でした。ちなみに寄居町の観測地点では、全部で20ミリとなっています。
8月に入ってからの、キャベツ類の定植は、マルチなし、ちょっと高ウネ、にしています。
昨年の酷暑で、銀黒マルチのこの時期のキャベツが、枯死したので。「木陰マルチ」(高い!)というのを店で買いましたが、ここ一番の暑さのときは、やはりマルチなし(うちは畑での太陽熱殺草は基本的にしない)が安全かと。
平ウネだと、収穫期近くなっての長雨とかで、お尻から腐りが入ることが多いので、管理機で軽く土を上げて。で、もう、ダイオネット頼み。開閉して慣らして、と、手間もかかるが、大事なキャベツやカリフラワー。これが、去年みたいに、ヨトウムシに蹂躙されるかと思うと、つらいものがあります。
岩手の方が、マイマイガ、という大型の蛾が、2年続きで大発生、という記事を書いていたので、ヨトウムシも、2年続き、がありかと。
まだ、幼虫の大発生は確認していませんが、だいぶ前に、ツルムラサキの葉っぱの裏に産卵を見つけています。きっとどこかではじけているでしょう。去年の確認事項として、生まれたての幼虫は、0.6ミリ目合いのネットでもすり抜ける、というのがあります。とにかく、キャベツや白菜、アブラナ科の作物の近くに、産卵場所を作らない、つまり草にしない、というのが肝要なのです。むずかしいことですが。
○「たより」の見出し2=「鶏のエサが入手できました」について。
クズ麦(規格外の小麦)の価格は、昨年21円のところ、39円、といわれたのですが、35円という情報もあり、まだ確定していません。隣人には、製粉会社が直接農協とかに買い付けに走っているのだ、ということも聞きました。どんな麦でもいいから、と。実際のところわかりませんが。最近、世界では穀物価格が下がってきているというニュースをチラッとみましたし。
うちは、もう4年近く、輸入トウモロコシをまったく使わず(それまでも比重は低かった)、地元のクズ麦と米ぬかとオカラを主体にして鶏を飼ってきたのですが、それが、1個40円の価格を可能にしていたわけで、一番比重の大きいクズ麦が2倍近くなれば、卵価の値上げを考えざるを得ません。
自分たちが研修したところは、1個50円から60円に値上げするそうです。
○「たより」の見出し3=「黄金のタヌキ」について。
先週また1頭、タヌキがワナにかかり、これで、アライグマ4頭、タヌキ4頭が、かかったことになります。
寄居町の生活環境課さんには、大変お世話になっています。アライグマは、獣医さんに連れて行って「天国」に行ってもらうそうですが、タヌキは「間違ってかかった」ので、「山に放す」そうです。狩猟の資格があるわけではなく、県でアライグマ防除計画が実施されているので、うちに町がワナを設置させてもらっている、という形なのです。
間違って、別の課に申し込んだ隣人は、ワナを町に貸してもらう、という形になり、つかまったケモノは自分で処理してくれ、と言われたそうです。なかなかかからないし、ワナは返しちゃったそうです。
「黄金のタヌキ」は、もしかしたら、アナグマだったかもしれません。酷暑の中、ハンマーナイフで草と格闘していた夫は、「目が合った」だけで、全体がおおきなこんもりとした金色だったことしか覚えてないので。
○「たより」の見出し3=「料理メモ~キュウリの水漬け」について。
白崎裕子さんは、すごい活躍のようです。ホームサイトインズヤンズ梟(ふくろう)城と、ブログインズヤンズ・フォトダイアリーでみると、立て続けにお教室を開催しているようです。
で、写真を拝見すると、生徒さんたちが若くてスレンダーで美しい。さすが湘南であります。その方たちが、赤ちゃんを抱っこしたりおんぶして、うちの粉を練ったうどんを踏んでいるところとかみると、幸福な小麦だと、思うわけです。
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