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ユキマルパン~2010年3月まで

  • パン小屋の屋根作り
    高校卒業後、2年ほど勤めたインストア・ベーカリー・チェーンの会社を、2009年8月に退職。国産小麦と天然酵母のパンを作る個人店に修行にでるも、2ヶ月で退職。 2009年11月、実家に戻って、農業の見習いをしつつ、パン屋で自立する道を模索し始める。

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2009/12/10

コメント

いろんなリンクがあって読むのが大変でした(^^ゞ。

朝日の記事は何を主として伝えたいのかよく分かりませんね。

「嫌な感じ」の記事は本当に嫌な書き方ですが,こういう論調は最近結構ありますね。これを一部の特殊な意見と放置できるのか? 「いい人ばかりのステキな有機農業の世界」に対する反感が渦巻いているんでしょう。議論の内容は稚拙で乱暴ですが,こういう風に考えている人が少なからずいるという事実を我々はもっと重く受け止めるべきだと思っています。

かぜだよりさん、
大変な作業を、病み上がりに押し付けてしまいまして、申し訳ありませんでした。

朝日の記事、事象として、そういうことがあり得る、ということは予想できるわけですが、実際に障害が出た原因に特定できた、というところが、新味なのでしょうか。

もうひとつの「いやな感じ」の記事の、「こういう論調」というのが、ただの「反感」なのか、特定の利害関係者がからんでいるのか、わかりませんが。

「いやな感じ」ではなく、「科学的」に、有機とか無農薬への反感が語られることも多くなっていますしね。
ここだけのはなしですが、
うちが農事の役員をやっている関係で有料配布されている「農業共済新聞」というのの、1面の「ずばり直言」というコラムに、お知り合いのWMさんが、「無農薬をふりかざす(あほう)」とか「欧州では自明となっている、有機農産物の栄養学的な優位性はない、という科学的な事実を、受け止めない日本の有機農業界(への批判)」に言及しておりますね。

また、リンクしているブログの作者、IFORMの理事さんは、らでぃっしゅ、の関係者の様でもあり、こちらも、「特定な利害関係者」と言えなくもなく。

「有機」といったって、うちらのような、多品目少量生産の零細な農家から、少品目大量作付けで生協とか大手流通と付き合っている農家では、ぜんぜん栽培方法が違うんだし。
有機JAS取って、BT剤使って、ネットなんか使わず、畑一面いっぱいキャベツとかブロッコリーとか何でもできちゃうわけだから。

でも、それもあり、だと当然思うわけです。地域としての農村が壊滅したら、取り返しがつかないんですから。
農薬や化学肥料を使うか使わないか、より、大事なことが、あるんですから。

 「危険(リスク)」を回避するために、危険(健康被害など)の原因物質(と思われる物質--主として化学物質)を未然に排除して利用しない方法を「予防原則」と呼んでいます。科学者で言うと、福岡伸一氏、池内了氏などがこの支持者になります。有機農業は、この予防原則に立って、化学物質の使用を排除してきたと言えると思います。
 一方、リスクをできるだけ計量的にとらえて、リスクの生じる確率などを推測することによって、リスクがどれくらいあるのか、を判定しようというのが、東大教授中西準子氏の「計量的リスク管理」の手法です(著書があります)。例えば、中国野菜の農薬汚染が一時騒がれましたが、膨大な量の輸入量からすれば、確率的に汚染野菜を摂取する率は1%にも満たないので、ほとんど安心して食べてもいい、というような結論に至ります。
 「計量的リスク管理」の信奉者に、元毎日新聞記者の松永和紀(女性)氏がいまして、この視点から、有機農業を強く批判しています。ブログの閲覧は有料なので私は読んではいませんが、他にもだいたい中西準子氏の手法に共感しておられる人たちが有機農業批判を展開しているようです。
「計量的リスク管理」の土俵では議論できませんし、予防原則にも有意義です。
 栄養学的な差は、国内ではどちらとも優位という論文があります。イギリスのは「論文の精査」の結果で、研究結果ではありません。

とりのさとさん、
大変勉強になるコメントをありがとうございました。

当方、この師走、いつにもまして、脳みそがスポンジ状態で、だだもれ、しております。
「予防原則」と「計量的リスク管理」という2枚の札で、しっかりともれどめしておきます。

最後の3行が、よくわかりませんでした。

栄養学的な差、については、昔、JAS有機認証を取っている頃、登録認定機関の方が、それを明らかにしようとする試みをされて、何軒かの農家からサンプルを集めて検査しましたが、個体差の方が大きくて、実証には至らなかったことがあります。
私的には、この件についてはほとんど興味がありません。

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