8月5週号の見出しは、「気付きの秋 / 天国と地獄 / 福島の桃」です。
色々なニュースが飛び交っていますが、そんな時ほど、心の中を静かにして、のぞきこんでみることが必要でしょうか。私には、なかなか難しいですが。
福島の桃は、須賀川市出身の近所の方からいただきました。震災で、ダムが決壊して、死者が出たこと、農地が破壊されたことは、夫を通じて伺っていました。その上、福島原発事故が起こって、しばらく、親類の子供さんたちが疎開してきていたのも、お見かけしていました。そんなこんなでの、夫の涙かと。
東京の自然食品店さんの話では、お客さんの大部分が、もう、「福島」のことを忘れているようだと言います。ごく少数の人が、「原発ぬき」の世界への模索をしているだけで。
でも、「みんなで決めよう『原発』国民投票」の署名を、この間から一軒一軒回って集めていた夫の感触は、「みんな、怒っている」。食べ物を自分達の足元で作って食べているからこその、福島につながる思いなのでしょう。
こんな思いを、食べる人、作る人の溝をこえて、つながるための、
「くぬぎの森 起請文」
http://nonotobira.typepad.jp/kunugi/
というサイトができました。ぜひ、アクセスしてみてください。
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