日曜日。仙台公演二日目。ちょっと暑いけど、雨も降らず良い天気。
9時半になり、ゾクゾクとみんなが集まってきます。昨日の公演の疲れも見えず(みんな疲れを見せないようにしていただけかもしれませんが……)、朝から元気いっぱいで、スタッフの僕としてもやる気が高まってきます。
やはり公演本番のこの独特の緊張感はちょっと逃げたくもあり、でも心地よいような、何度経験しても良いものです。
14時の公演にそなえて、舞台、客席掃除を済ませ、それぞれに準備の時間となります。
昼ご飯を作ってくれる人、自分の語りの練習をする人、裸踊りをする人、様々な準備の仕方があり、見ていてとても興味深い時間でした。
13時になり、いよいよ最後の舞台準備をして、開場を待ちます。
この時僕自身は、今日のみんなが持ってる空気、今日来ていただけるお客様お一人お一人がお持ちになっていらっしゃる空気、会場の空気がどう混ざっていくのかを楽しみにしながら、音響卓にて待っていました。
徐々にお客様がいらっしゃり、開演までの時間が近づきます。集中力と緊張が高まり、舞台の流れを頭の中で繰り返します。ただ、1日目の公演のことは忘れ、新しい気持ちで迎えられるようにあまり1日目のメモは見ないようにしていたと思います。
前説が始まり、開演してからは、ただただ集中していたので、申し訳ないですが、日記に書くことは省かせていただきます。
無事公演も終わり、たくさんのお客様にも見ていただけ、アンケートにもたくさん書いていただき、それがとても嬉しく思いました。本当にありがとうございます。
この2日間の仙台公演を糧にこれから青森、山形、秋田と更なる進化を遂げられるよう、また1日1日準備をしていきたいと思います。
今できてる形に満足せず、より気持ちの良い部分を探していきます。
また応援よろしくお願いします。
中里広太