飯田茂実+e-dance仙台 東北4県ツアー

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  7月2,3日せんだい演劇工房10-BOXでの公演、7月9日八戸ポータルミュージアムはっちでの公演、7月13日山形県郷土館「文翔館」での公演、7月17,18日秋田県の湧太郎での公演を、無事に終えることができました。応援してくださった方々、御来場くださった方々に、心より御礼申しあげます。本当に、ありがとうございました。
                                                                                                           (7月22日 制作)

 

  ご来場いただいたお客様から、たくさんの心のこもった感想をいただきました。
お客様からの声のページに一部を掲載させていただきましたので、よろしければご覧ください。

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  東日本大震災で被災された皆さまに対しまして、心からお見舞いを申し上げます。また、復興の為に日夜ご尽力されている皆さまに感謝申し上げます。e-dance仙台のメンバーも宮城県で被災し、本公演について協議を重ねた結果、公演を開催することを決意しました。ご支援くださった方々に感謝するとともに、本公演の収益をすべて東北地方を復興していくための義援金とさせていただきます。

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飯田茂実+e-dance仙台 東北4県ツアー


e-dance仙台(在仙の若手アーティスト15人)が、世界で活躍するマルチ・パフォーマー飯田茂実を総監督に迎え、共同創作した舞台作品を、東北4県(宮城・青森・山形・秋田)にて上演します。

 

※会場へのアクセスは、上にある各会場の県名をクリックして確認してください。

※全日程の詳細はこちら。

 

◆公演内容◆

『シャマン術コト始め』(上演時間30分)

  昨年春、ホンジュラスの舞台芸術フェスティバルにて、劇場オープニング作品として初演された、飯田茂実の独舞作品。世界各地で上演を続けるなかでヴァージョン・アップを重ね、前回のブリュッセル公演は大好評を博しました。ダンスの原点へ遡るシンプルなソロ・パフォーマンスです。


『春風のなか、ちいさな街』(上演時間 85分)

題名を変更しました 

  創作過程での話し合いにより、予定していた集団創作の内容を、変更することになりました。この春に、創作メンバー全員が、被災地で体験したことを出発として、それぞれの、そして仙台の皆が分ち合っている現在を、ドキュメンタリー・ダンス・シアターとして、形にしていきます。タイトルも当初予定していた『生き心地よい心身術』から変更することになりました。
  出演者・制作者・技術スタッフとも、メンバーは19歳から27歳、みな東北地方・東日本の出身です。当日の稽古場も定かではないような状況で、あちこちを転々としながらの創作ですが、日々、ご来場くださる方々のことを想って、精魂込めて舞台創りを進めております。回復への希いに充ちた、若い世代による渾身の出来事を、ぜひ御体験ください。

 

 

 

主催:コンポンテラリーアート部

 

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以下の文は、初演に際してパンフレットに掲載したものです。

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春風のなか、ちいさな街で、それぞれの……

  この舞台は、最年長27歳の創作メンバーたちが、1ヶ月かけて力を合わせ、ゼロから少しずつ創ってきたものです。この震災後の状況を、当事者として生きながら、一人ひとりが、身ずからを復興していく作業でした。
  時間が足りない。稽古場が見つからない。稽古中にも余震で足元がぐらぐらする。自分たちが一体どういうジャンルで創っているのか、そんなことはもうどうでもよかった。出来るかぎりのことをして、今を本当に生き尽くし、身のまわりの状況をよくしていきたい。
  人間らしさを復興するって、どういうことだろう。
  誰もがふだんから「奥の顔」みたいに隠しもっている、美しい心。おじいちゃんたち、おばあちゃんたちが、大切に保ってきてくれたこと。一人ひとりが、身ずから本当に回復していけたら、世のなかも、少しだけ佳いほうへと動いていくのでは……ないか……。
  やりきれないときにはやはり、昔ながらの、シャマンの術が出てくるようです。
  創作が進むにつれてメンバーたちは、観ていて衝撃を受けるような美しいことをするようになった。   公演先の舞台のサイズに区切られた、稽古場のちいさなスペース、そこから毎晩のように、本能の祈りみたいな、ちいさな奇跡が生まれ始めた。本物だった。
  震災以来、みんなの心の奥に、たくさんの涙が溜まっていた。稽古のあと、ひとりプランを練り直しながら、毎晩、ただもう涙が止まらなかった。これまで七年、舞台の共同創作を続けてきたのは、今回の、この創作のためだったのかもしれないと思った。
   それぞれの深いところから、回復への底力がにじみでていた。人間らしさとはこういうことか。これが本当の、変わることない、東北の人たちの、こころの姿だと思った。生きていてよかったと思えた。次世代を担う、創作メンバーの仲間たち、本当にありがとう。
  生命から見てたいへんな世のなかですが、誰もが、生命への、弱っている人たちへの、大きな愛をひめていると、信じています。
  劇場に集ったみんなが、もしもお互いに、気の詰まったところがなくなって、お互いに、受け容れ、赦し、活かし合う、愛、と呼ばれるような心地にみたされるのなら、なんだってしたい。そんな想いと共に、全力全霊で創ってきました。
  まだまだ力の足りない、未熟な者たちの集まりですが、多くの方々に支えていただき、精一杯で走り抜けて、本公演へ辿り着くことが出来ました。
  ご来場、本当に、ありがとうございました。
                                                                                          2011年7月1日 飯田茂実

 

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