公演の稽古に向かっているときは、紫陽花が咲いていました。
今はヒマワリが咲いています。
名前のよくわからないけどとても存在感のある、黄色や紫のBIGヒヤシンス
みたいな花も咲いています。
仕事場に向かう道中、山道を一時間ほど車でドライブします。
ただ今、114日 通いまして、往復228時間の通勤。
本当は127日。ガソリンがなくて行けなかった13日が空白。
その間どんな花が咲いていたか、見てない。ま、見えなかったか。
家が出発、目的地大河原 えずこホール。
予定上はそれだけの時間なんだけど、その時間は結構ドラマ時間。
トトロに出てくるようなあぜ道に、神社。
お地蔵様がいて、お墓があって。
腰がまがったほっかぶりのおばあさんが歩いていて。
子どものクルックスが落ちていて。
家が一軒なくなって。
タヌキが死んでいて。
コンビニがあって、トラックの運ちゃんが一服していて。
子どもたちがランドセルをしょって手を挙げて。
映像を毎日回していたくなる。
車の移動って、結構ただの移動でした。
時間に追われて行かなくちゃ。
きみに~会いに行かなくちゃ。
そんな感じ。
そして箱の中にいることが窮屈。
私のからだが動いてなくても進んでいく景色。
怖くなったりする。
でも、出勤のための山道はとても楽しい。
街の中では楽しんでいたら危ないのだけど、
秋田の田んぼあぜ道も
山形の川沿いの道も
八戸の海岸線も
とても運転心地のよいところでした。
今は会津の山のふもと。
セミが鳴いて、アリが羽をたがいて通ってく。、
裏の畑で採れた、???マイクロシーベルトのトマトを食べつついます。
世界の時間軸と今の私の時間軸からみて
今のこの時期に
東北を回れたのが本当によかった。
「なんで?」
って聞かれたら、明確には答えられないんだけど。
でも今だったの!ってはっきり言える。
見ておかなきゃないことが、外にも中にもあった。
伝えて、繋げていかなきゃないって思うことがいくつかあったからかな、
っては思ってます。
私たちの出発は6/2。終わったのが7/19。
暦上はそういうことだったのだけど、
その間、その瞬間、瞬間は
つらかった。楽しかった。心地よかった。悲しかった。切なかった。
わからなかった。はじまっていた。ゆれていた。伸びていた。おもしろかった。
あったかかった。いたかった。うれしかった。終わってった。とまらなかった。
ひらかなかった。見てたかった。やてみたかった。やってみた。うふふ。
いやだ。 。抱きしめてほしかった。とんでた。
ほっといてほしかった。気づきたくなかった。声に、言葉にしたくなかった。
ひらめいた。つながった。ごめんなさい。ありがとう。ごめんなさい。
I love you。
今は人前でおどれない。
なぁんでわたしは踊るのか根本照らし中。
家でラジオ体操に
落日に
バッハに
鳥のさえずりに
忌野清志郎に
のって活元・愉気ダンスをしている。
過去の衣装で
パジャマで
スーツで
パンツいっちょで
はだかで。
公演のあと、もう踊りたくない。
踊ってたって・・・って思った。
いっぱい泣いた。
叫んでた。
消えてしまいたかった。
でも踊らないとだめなようだ。
踊っていたいようだ。
映画「めがね」を観た。
人は一度死んだら、二度は死なない。って。
今年の夏は5年前にともに過ごした 仲間たちとまたつながった夏でした。
再会に 奮闘に HELPに 別れに キスに 新しい命に お墓参りに 報告に。
今年の夏はあらたな仲間ができた夏でした。
未来に たくましさに まっすぐに そうめんに たのもしさに 喜びに 。
どうしてみんな活元しないのに
PCとにらめっこしながでしていられるのかが不思議。
田んぼにいるおじいちゃんがいましてるのは
活元だと思って笑ってしまう。
あの時は雪が降っていました。
そしてたら、桜が咲いていました。
千葉瑠依子