菜園 「野の扉」

~ 1993年の開園以来、埼玉県寄居町で、農薬と化学肥料を一切使わず 野菜を作っている、新規就農の百姓です。

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「菜園たより」2013年6月ふたつ7月ひとつ

1か月半、更新できていませんでした。が、お客様への「菜園たより」は、3つ発行していました。

下記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。

 

◆6月10日発行の「6月2週号」紙版のPDFファイル↓

見出し「雨なし / 虫あり / <料理メモ> ~バーニャカウダ~」

2013年6月2週号(155KB)

下は、久々に娘が描いたさし絵です。

どくだみ

 

◆6月26日発行の「6月4週号」紙版のPDFファイル↓

見出し「他者の息づかいを感じる / 未来につなぐ / 野菜のこと」

2013年6月4週号(203KB)  

 

 

◆7月9日発行の「7月2週号」紙版のPDFファイル↓

見出し「過ぎたるは及ばざるがごとし / 野菜セットのお休みのお願い ~2週間後、7月22日(月)からの再開」

 

2013年7月2週号(221KB)

7月8日の雹害の一例

 

 

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投稿情報: 2013/07/16 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)

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「菜園たより」2013年5月

5月は、2回「菜園たより」を出しました。

TPPに取りつかれていました。関心がある方は、このサイトの「触れる感じる TPP」のページと、「いやだね!TPP 寄居町連絡会」のサイトをご覧ください。

 

◆5月13日発行の「5月2週号」紙版のPDFファイル↓

見出し「とりあえず、一雨 / とりあえず、発足 / へんな、ふぇんねる」

2013年5月2週号(106KB)

 

◆5月27日発行の「5月5週号」紙版のPDFファイル↓

見出し「野の圧力 / 若干の補足」

2013年5月5週号(237KB)

上記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。

 

フェンネル同様、今シーズン初めて作ってみた、カリフラワー・ロマネスコの写真です。うまかった。

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投稿情報: 2013/06/02 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)

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我ら”兵十”は撃つな

 

「ごんぎつね」とTPPの比喩は、すばらしい、と、身内で言っていてもだめなので、今日、東京(STOP!!TPPの大集会のこと。午前中オクラを植えてからだから、デモ出発ぎりぎり間に合うか・・・)で少しチラシを配ってこようと、以下の文章を少し短くして、こんなの作りました。絵は、娘が仙台の知り合いの人のライブの宣伝で使ったものを借用しました。

出来立てののぼり旗も持っていくつもりです。(泰子)

ごんぎつねカラーチラシ(秋バージョン)

ごんぎつねカラーチラシ(PDFファイル560KB)

のぼり旗畑

 

 

 


我ら”兵十”は撃つな 

物語り「ごんぎつね」を覚えている人は多いと思います。
私の子供たちの教科書にもありました。
只々日々を精一杯生きる”兵十”が、取り返しのつかぬことをしてしまいました。”ごん”と”兵十”は、最後に心通わせるのですが、共に生きる機会は失われたのです。
”ごん”は、福島のこと、農村のこと、海の向こうのこと、身の回りの有形、無形の諸々のことです。
”兵十”は、我々のことです。

TPPは、勇敢な選択のように喧伝されています。
しかし、よく観れば、裏切りに満ちているのがわかります。

裏切りとは、
経済力を持たぬ者…社会を支えながら、競争になじめず、見返りも少ない者
非効率と思われる者…伝統を尊重し、風土に従い、大量生産と無縁な者
排他的とみなされる者…自立を願い、過度の依存を嫌う者
               望まぬものを規制などで拒む者
つまり、身の回りにいる人びと、当たり前のことを、貶めることです。

TPPは、降ってわいた話ではなく、過去数十年の延長上にあります。
放っておくと、我々は、自身をいっそう裏切ることになります。
今回TPPに参加するならば、我らが直接撃たなくとも、他の誰かが、我らが”ごん”を、お金のために倒すことを許すことになります。
TPPは、横暴を制止する権利を参加国が互いに放棄する取り決めです。

新たなFTA、EPAにのめり込むこの国の姿は、”ごん”を撃ったことを悔やんだはずの”兵十”が、別の”ごん”を世界中に求めては、憑かれたように撃ち続け、己もあちこち撃ち抜かれ、身も心も少しずつ失なわれていく様です。
世界を殺伐とさせる勝者のいない競争。
不毛な戦いに明け暮れる、末路です。

TPPに大義はありますか?
性急に経済的利益を求める以外に、動機は見つかりません。
成長・発展とは何のことですか。

世界はかつても、これから先も、意図しなくても、ゆっくりと、程よく混ざってゆきます。
我々の身の回りをよく眺めれば、こじ開ける必要も、かなぐり捨てる必要もないことがよくわかります。

(2013年5月24日)

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投稿情報: 2013/05/25 | 個別ページ | トラックバック (0)

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勝った負けたと騒ぐじゃない、この競争は退廃・退化への道

 

以下、晃が、「いやだね!TPP 寄居町連絡会」のサイトの関連資料の水先案内の文章にと、書き出してから10日ほどたってしまいました。どんどん、事態は進んでいます。
ついには、「コンセッション」(→参考)とか「アベノミクス経済特区」(→参考)とかも出てきて、コーポラティズム(→参照)も、極まりつつあります。

サイトの水先案内としては、不適(と、会のメンバーに諮ることなく、私が判断しました)のようなので、この「晃のページ」に掲載することにしました。(5月18日 泰子)



自由貿易を標榜し、WTO設立をうたうマラケシュ協定前文は、合意形成の場であるウルグアイラウンドにおいて、その理念と隔たる各国の利害対立によって、絵に描いたモチとなりました。
己の自由と他者の自由が相反するのは、普通のことだからです。


熾烈な競争の下、生産性向上にひた走り、過剰な生産物を生み、経済成長を求める世界の国々は、WTOの挫折を経て、FTA、EPAへと傾斜していきます。
TPPは、EPAの一種ですが、日本は、TPP参加の11か国のうちの7か国と、すでにEPAを締結しています。いまだ、締結関係のないのは、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、米国、の4か国であり、これらの国々は、みな、農業大国でもあります。
TPPは、2国間協定ではなく、参加国を一律に縛る協定です。日本政府が、TPP参加に意欲的なわけは、「より多くを失っても、より多くを得る決断がなされた」と解釈すべきです。

しかし、そのような決断に際し、国民の意志は問われていないばかりか、何を得んがため、何を失う可能性があるのかも、明らかにされていません。挙げ句の果て、参加が遅れたため、これまで何が決定したかも知りえないし、今後も詳細を明らかにすることは禁じられており、締結後4年間は、交渉経緯を秘匿する義務を負うと言います。

日本政府が犠牲をいとわず求めるのは、経済成長のことであり、海外投資の安全で確実な拡大、企業の国際競争力向上のことなのではないでしょうか。

WTO、NAFTA、FTAが、引き起こした混乱の事例は、外から、そして、外に向けて、双方向のものとなり、TPP参加国の国民は、裸でさいなまれることになるかもしれません。競争は熾烈を極め、休む間もなく攻め続けるものが生き残る、利益を増大させるための規制撤廃、雇用条件の変更、安全基準・環境基準などの各種法令の見直しが求められるかもしれません。
あらゆることが、非関税障壁として、俎上に挙げられる可能性があるのです。憲法が、外国との国際条約を、国内法より上位に位置づけているので、外国企業・多国籍企業が主権者となり、裁くのはいかがわしい国際機関となります。

主権を失った国民は、様々な場面で、今まで違法とされて来た行為と争おうとするとき、よって立つ法を失っており、断罪される側にのみ立たされるのです。

自分にとって大切なもの、歴史、風景、生活様式等々を守りたい、夢や希望を、自力で育てたいと願う自由もあります。
さらに、他者を過度に尊重することで、自身の生存が脅かされる可能性もあります。食糧問題がそうです。食糧の生産は、常に、気象・気候の変動にさらされています。大陸丸ごとの不作もたびたび起きています。効率的と思える、最適地生産も、明日はわかりません。危険分散と自給基盤の確保は、欠くことのできぬ課題であり続けます。

どのように、TPPの非道をあげつらい、強欲が支配する未来を想像してほしいと願っても、モラルハザードが、この国をおおっています。
事故の収束も、被災者への償いもできぬまま、首相が先頭に立ち、世界各地に原発を売り込むあり様です。
経済の成長、発展を拝み唱える人は、単作大規模合理主義や巨大資本の世界制覇などを進歩の証と考えているようです。しかし、多様性を実現、花開かせた世界は、独占・標準化へ向かうグローバリズムこそ、退化・衰退の道なのだと、
包み隠さず語っています。

 

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投稿情報: 2013/05/18 | 個別ページ | トラックバック (0)

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「菜園たより」2013年4月3週号

4月17日発行の「4月3週号」紙版のPDFファイルです。

2013年4月3週 6号

上記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。見出しは、「花粉症なおった? / ステテコォ、ふたたび、みたび」です。

 

Odori

 

Demo

 

上の写真は、「ステテコォ踊り TPP編」を披露した、4月13日の深谷市でのデモの動画から、抜き出しました。1枚目、夫が、Oさんと踊っています。私はその後ろで歌っています。知り合いのKさんのプラカードも素敵です。だいたい80名ほどの参加だったようです。当日の集会とデモの全体の様子は、IWJの中継録画で見ることができます。

投稿情報: 2013/04/21 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)

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みなさま さよなら ガラパゴスへ!

ガラケーの話です。

一般的には、「ガラケーとは、ガラパゴス携帯の略で、いわゆるスマートフォンが登場する前の「普通の携帯電話」のことを意味する」そうですが、ここにおいては、「ガラパゴス経済」について語られます。

読売新聞20130330米倉ちなみに、この「ガラケー」の反対物について、モンサント「米」倉が、述べているのが、「21世紀型の貿易と投資のルール」で、世界が巨大なマーケットに飲み込まれるってことです。お客様に頂く、古新聞で、目に留まったのでスキャン。さすが、読売。読売はじめ、首相と会食している大手マスコミ一覧表は、ここ(赤旗4月11日。東京新聞社長はお招きされてない)に。

さて、次は、「ごんぎつね」について、書くそうです。(泰子 4月20日)

 

 

世界が無法状態となる時、私たちは、私たちの国はどう対処するのか。資源は? 食料は?

2通りの対処法を考えてみましょう。

一つめは、武力に頼る。自民党などが想定するシナリオです。国土を防衛しつつ、死活問題となる資源・食料は強力な後ろ盾をもって確保する、というもの。核保有の潜在力は不可欠と考えられ、政、財、官、の不文律として横たわり、原発がなくならない理由でもある。予想以上の国民が、暗黙のうちに支持している。この国は、いよいよ、自立とはかけ離れた状態になり、第2次大戦の轍を踏むことになるだろう。

もう一つは、自立の道を急ぎ、世界経済から少しずつ身を引いていくこと。TPP不参加のリスクを負い、国内に眠る資源を掘り起こし、省資源、持続可能な産業の育成に力を注ぐ。食料自給率80%達成が重要なカギとなる。
ガラパゴス的発展を模索する。

ガラパゴス諸島は、いくつもの島で構成されるが、フィンチ(ヒワの一種)は、島ごとに変異をとげた。つまり、ガラパゴス諸島では、いくつかの種が特有の変異を成し遂げたが、その内部では、さらにそれぞれの島固有の進化が見られた、ということだ。

己を主張しながら、争いを避ける。
孤立を求めず、孤立を怖れず。

グローバルな世界は、少数の巨大企業のマーケットとして、一様均質な世界へと向かっている。大洋も山脈も国境も越える潮流のただ中で、固有の文化を保持し続けるのは、容易ではない。
グローバリズムに抗う、宗教も社会制度も持たぬ我々が、それを達成できるとすれば、人々が己の足で立つ心地よさを選びとることが前提となる。その時、人々が取り戻したいのは、先人の智恵であり、足元の風土を感じ取る力だ。

風土に即して、それぞれ多様な道を歩む世界は、混沌?

いえいえ、百花咲き乱れる景色こそ、調和した世界の姿です。(晃 4月19日)

 

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投稿情報: 2013/04/20 | 個別ページ | トラックバック (0)

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ステテコォ踊り TPP編

TPP旗4月14日の、隣の深谷市での、反TPPデモで、「ステテコォ踊り TPP編」が初披露されました。

といっても、いつものように、デモの最後尾で、シュプレヒコールやスピーチの邪魔にならないようなタイミングを見計らって、ということですし、「ステテコォ踊り 原発編」のように、歌入り全音源があるわけではないので、歌なしのおはやし(?)を流して、私が(途中で晃に替わった)生声で小さなメガフォンで歌う、私はアンプを、晃は旗を、それぞれくくりつけて、ということで、非常に満足度の低い「踊り」となってしまいました。

IWJの中継さんが入ってくれていて、録画が、ここから観ることができます。集会には遅れて着いたので、録画で、最初の方の埼玉産直センターの理事さんとか、土建組合の人の話が見れてよかったです。政党としては、日本共産党、社会民主党、生活の党の方がいました。

中継を見ていた人のコメントが、ここから読めます。「カオス」とか「ステテコ?」、「チンドン」とか呼ばれているのが、私たちです。

 歌詞には、(前の晩、急きょ晃が、原発編の2番を書き換えて作ったのだが)深い意味があるので、こちらにアップして、疑問に応えることにします。ちなみに、「ステテコォ踊り 里山編」の動画は、ここから観ることができます。ぜひ、説明の起請文もお読みください。(泰子)

追記 デモ映像、画像も編集もさえている、こちらの動画、ぜひご覧ください。以下はこの動画から抜き出したものです。

Odori

 

Demo

 

 

ステテコォ踊り TPP編 歌詞


<ホーッ、ホイ>

ステテコォ  ホイッ
      ~4回繰り返し

①
桃栗三年 柿八年
踊りは 巡って
季節は 巡って
いのちは 巡って
このとおり

野越え山越え つながろう


<サーアッ、ハイッ>

ステテコ  バンザイ
~繰り返し8回~無限  


<ホーッ、ホイ>

ステテコォ  ホイッ
      ~4回繰り返し  

②

やせて 枯れても 底力

守り育てりゃ 朝は来る

<そんじゃ> 

TPPのみなさま さようなら

TPPは ステテコ

原発も ステテコ

TPPは ステテコ

原発も ステテコ

 



<サーアッ、ハイッ>

ステテコ  バンザイ
~全員で繰り返し8回~無限


<ホーッ、ホイ>

ステテコォ  ホイッ
~4回繰り返し

③
有象無象は 踊り出て
ステテコ ステテコ  
練り歩く

老いも若きもへだてなく
ステテコ ステテコ  
生き直す


<サーアッ、ハイッ>

ステテコ  バンザイ
~全員で繰り返し8回~無限


2013年4月14日(歌詞は、5月6日改訂)

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投稿情報: 2013/04/15 | 個別ページ | トラックバック (0)

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底力を残す

以下、前記事に続き、TPP関連の晃の文章です。契機となったのは、「原発国民投票」の運動に、どう関わるかについての話でした。「菜園・野の扉」が参加している、埼玉賛同人会のサイトは、ここにあります。埼玉は、全国でも有数の活気ある賛同人会です。また、私たちは、去年、地元の寄居町で、「原発国民投票の実現に向けて」という請願を議会に提出する運動をしました。(関連記事は、2012年2月の個人ブログの記事、2012年5月の記事、2012年6月の「菜園たより」)

資料として、末尾に、東京新聞2013年4月12日の記事(1面見出しは、「茨城・栃木の乳製品全滅~TPP19 道県が独自試算)。3面見出しは「農業打撃・地域消える~生産・流通全体に波及」)と、「季刊・地域」(農文協)2013年春号の記事(TPPへの警鐘~米韓FTA発行から一年、今韓国で起きていること)のスキャン画像を添えます。

あと、今精力的に更新されている、「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」のサイトを紹介します。ここです。落語でわかるTPPの投稿が面白いです。(4月13日 泰子)

 

 

今なすべきことは何だろう。

原発をとめたいという個々人の思いは、社会、国家の仕組み以前のきわめて個人的な思いです。
3・11以降、この国の大多数の人々が、この思いを共有しているとき、民主国家に暮らす人間として、民主主義を活用し、諮問型であっても国民投票を訴えることは、最善の方法と思われました。
ただし、国民投票を懸念した人びと同様の思いもあり、「自民党などの改憲勢力が動き出す前に」というのが前提でした。

現状はどうでしょうか?

我々は、国民投票の呼びかけを、いったん封印すべきです。私はそうします。

世界は動いています。その動きを作る一大勢力は、残念ながら、為政者と大マスコミです。私たちはどうしても後手に回るような世界です。
真正面から、堂々とやっているはずが、構図は変わっています。原発を生み出した欲望が、あからさまな姿で、世界を作り替えようとしています。

TPPのことです。

私たちの目標は、ここでも、強欲を抑制する普通の倫理(民主主義といった概念を含む)を世界の中心に据えることです。

TPPに参加することは、民主主義どころか国家主権を明け渡し、国土および国民生活を一部資本家に差し出す愚行です。
単に少数農家の経営のことを言っているのではありません。この国の底力の問題なのです。食料自給問題よりも根深い、自主自立といった言葉を不可能にする、私たちだけのものでない歴史的財産を放棄する、堕落に関することです。

単なる首切りでもない、いわれのない大虐殺ではないでしょうか。国家が、県の役人が、淡々と首切りを通達する。ほとんどのマスコミはこれを報ずることもないのです。
人々は、この国の息の根が止められようとしていることに無関心です。そうでなければ、気づいていません。

海の向こうではなく、この国の真ん中に想像もつかぬほどの破壊を手引きする者がいます。

このままでは、帰り道を失うばかりか、この国土は、まるで、モンサントの庭になります。

 

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東京新聞20130412TPP試算3面 東京新聞20130412TPP試算1面 「季刊・地域」2013年春号韓国FTA②「季刊・地域」2013年春号韓国FTA①

投稿情報: 2013/04/13 | 個別ページ | トラックバック (0)

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TPPいらね連絡会の呼びかけ

 

「菜園・野の扉」は、「あきらめない!TPPいらね!! 寄居連絡会(準)」の発足に向けて、今週より(4月8日以降)動き出しました。下記の文章を、近隣の知人に渡して回ってます。
参考資料として、全国大学教員有志の「TPP参加交渉からの即時脱退を求める要望書」(日本農業新聞サイトより入手しました。→ここをクリックするとPDFファイルが開きます)と、埼玉県HPの県政ニュースのページに発表された、「TPPによる本県農産物生産への影響試算について」( →ここをクリックするとPDFファイルが開きます)も添えたりしてます。

 

文中の「STOP TPP!! 市民アクション」のサイトはここです。実行委員会団体には、そうそうたる団体が並んでいます。その母体になったと考えられる、「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守るネットワーク」の「考えてみよう!TPPのこと」のサイトは、ここです。

4月14日(日)には、隣の深谷市で、反TPPのデモがあります。詳細は、ここ。場所は、埼玉県深谷市上柴中央公園 http://m.google.com/u/m/-_oqIP  です。隣にアリオという大きなショッピングセンター(イトーヨーカドー入り)があります。参加したいと思っています。(泰子 4月11日)

 

★呼びかけ文

 2011年には、1100の自治体が、TPPに懸念を示す意見書を提出しています。地方の声に耳をふさぎ、参加を急ぐ政府の姿勢は間違っています。

説明責任を果たさないばかりか、参加しなければ確かな情報を入手できないと公言しています。
 秘密裏に作られたルールに隷属し、国の姿を改変し、国会及び主権者たる国民の生活基盤を犠牲にし、破壊するなど、言語道断です。

 破壊するのは、旧態依然の打破すべき経済活動ではなく、長きにわたり受け継がれた歴史的財産と実生活の質のことです。我々の心性、魂の源のことです。国境を越え、素性のしれぬ安価なものに世界を席捲させる「自由」が脅かすのは、風土に向き合い育まれる創意と信頼関係の上に築かれる地域自立の誇りであり、おのおのが多様な風土と共に歩み百花咲き乱れる自由のことです。

 多様な個性が自給自立を望むことがすなわち障壁とみなされる契約、投資家に全権を委ね自分たちの主権を明け渡す契約など、結んではなりません。

 TPPは、強欲な者たちの野合です。
 乗り遅れまいとあたふたせずに、福島事故を起こしたこの国は、肝を据えて考えなければなりません。
 未来を損なう犯罪に、STOPをかける時です。


 さて、TPP参加に反対する人々は、全国津々浦々、職業や立場によらず、手を結ぼうとしています。この問題は農業者だけに関わるものではありません。私たちも、ここ男衾で、垣根を越え、共感し、共同して声を挙げます。

 誰かが止めてくれるのを待つのではなく、私たち自身の問題として、私たちがこの手で未来に手渡す社会に責任を持ち、踏み出すのです。
 私たちの思いは、多くの人々の思いにつながります。


★お願い  「何それ??TPPいらね 寄居連絡会」(仮称)の呼びかけ人・呼びかけ団体になってください。

★提案   1、会発足の寄り合いを開き、情報を共有する。 
      2、会として、「STOP TPP!! 市民アクション」(注)の賛同団体となり、全国運動に参加、これを支える。


注) 「STOP TPP!! 市民アクション」について、日本農業新聞4月3日より抜粋

 環太平洋連携協定(TPP)に反対する市民グループやJAなどで構成する「STOP TPP!! 市民アクション」は2日、東京・永田町の衆議院議員会館で「TPP参加をとめる! 院内対話集会」を開いた。市民や消費者、医療、弁護士、特定非営利活動法人(NPO法人)など80団体の代表者約130人が結集し、TPP交渉参加断固阻止に向け、熱い“作戦会議”を展開。農業以外の分野での危険性を発信し、国際的な反対運動に発展させようと提起した。

 STOP TPP!! 市民アクションは222の団体が加盟。対話集会は、TPPの危険性が広範囲に及ぶ問題だという認識を共有し、政府への効果的な働き掛けや反対行動を広げるためのポイントを確認、団体の枠を超えて連携を深めることを狙いに開いた。野党の反対派国会議員も駆け付けた。

 

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投稿情報: 2013/04/11 | 個別ページ | トラックバック (0)

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「菜園たより」2013年3月4週号

 

3月いっぱいで、このサイトのサービス提供会社が、日本語サービスをやめるというので、あたふたしました(トップページの「新サイト設置のお知らせ」参照)が、管理画面は元のままなので、続行します。「不具合が出ても知らないよ、日本語じゃあサポートしないよ」ということなのかもしれません。

 また、以前は、「たより」本文のテキスト文書を張り付けて編集していましたが、今後は、ひとつ前の記事のように、紙版のワード文書をPDFにして(PrimoPDFというフリーソフトで)、リンクさせることにします。

0316hukaya2-2下記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。元のサイトにはブラウザの「戻る」で戻ってください。


見出しは、「春がどうした / ちょっと変わった菜っ葉」です。

掲載した左の写真は、深谷の3月17日の「さよなら原発デモ」の際のもので、一緒に参加していた「原発とめよう秩父人」の方が撮ってくれたものです。

 

2013-3-4-5new.pdf(3,724kb)

投稿情報: 2013/04/11 カテゴリー: 菜園たより(隔週発行) | 個別ページ | トラックバック (0)

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