今年、トマトの季節はほぼ終わりました。
せっかく、東京の輪屋さんがチラシでクッキングトマトを「販促」してくれたのですが、共同出荷グループ「よりい輪組」全体でも、不作のようで、もてあますほどの量は出なかったようです。
そのまま、売れちゃうのが一番楽なんですが、以下は、クッキングトマトの有効利用についてのメモです。
☆まず、ソースについて。
去年のブログの記事、
今年もトマトソース [2005年07月29日(金)]
http://blog.drecom.jp/nonotobira/daily/200507/29
を参照してください。
今年(2006年)は、ビン詰めは10キロを4回(380ccが、50本ほど)、少量冷凍を2回、あともう1回やるかどうか、ということで終わりそうです。年々、できる量が少なくなっています。気合もほどほどです。環境(労働環境、住環境、そのほか)が改善されない限り、先細りかなあ・・・・
ホームサイトのソースつくりのページ
http://nonotobira.hp.infoseek.co.jp/tomatosousu.html
も更新できていないのですが、
最重要の変更点は、「塩梅」です。
最初に煮る際に投入するのは、トマトの重量に対して、1.5%の塩。
トマト水を分離して、ソースを煮詰めるときに、1.5%の塩を足す。
最初から3%の塩を入れると、トマト水がしょっぱくなってしまいます。
それぞれ、味見・微調整は必要です。
このトマト水(輪屋さんによれば、「ジュレ」と呼ぶらしい)もあわせて、商品化できれば、元は取れるのではないかと、空想するのですが。
☆もう一つは、ドライ。
ドライトマトは可能か? [2005年09月12日(月)]
http://blog.drecom.jp/nonotobira/daily/200509/12
の記事を参照。
去年は、オーブンを利用しましたが、何とかオーブンなしで、大量に処理できないかと、試行錯誤をやりました。
①ハウスのみ→失敗。乾く前に、腐った。
②種部分をくり抜いてから、ハウス+扇風機→3日ほどで取り込み(写真参照。)。冷凍保存。
③くり抜かないでやったら→失敗
④湯通し・皮むき+ハウス+扇風機→失敗
とにかく、今年の夏は、湿気が多すぎました。ピーカン晴れが3日ほど続く、という条件に出くわすことがほとんどなかったです。1日で干しあげるのが理想ですが、できない場合、夜も扇風機をかけ続けて、②がかろうじてセーフ。
1日で仕上げるには、オーブン利用が必要かもしれません。
でも、10キロのトマトをオーブンにかけるなんて。
オリーブオイルが大量に必要になるのは、避けたいし。オーガニックのオリーブオイルって、えらく高価、当たり前ですが。
この間、愛息をつれて畑に来てくれた、M農場さんのNちゃんは、友人が
「90度で2時間」のオーブン処理で作ったミニトマトのドライが、炒め物に入っていたけど、とってもおいしかったと言っていました。
うちのドラ息子は、高校で、ミニトマトのドライのオリーブオイル漬け(先生が今年初めて作った)をパンにのっけて焼いて食べたら、「超うまかった」と言っていました。(卒業研究が「パンの研究」なので。総合学科の高校=田畑やハウスとかあって、豚やダチョウ!がいる=で、一応人文関係なんですが)
そうなんです。ドライはうまいんです。
来年も挑戦しましょう。
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