12月になっても、湿気っぽいです。「山茶花梅雨」というのがあると、はじめて知りました。振り返ると、春からずっと乾くことがなかったような気もします。夏前の小松菜に、カビが生えたし、今は、キャベツに被害が。8月蒔きの、晩生の「彩音」(タキイ)という品種の最初のものです。今年は、12月から3月取りは、この品種だけしか作っていません。
外側からは、まったく問題ないのですが、切ると、中間あたりの葉っぱだけに、黒っぽい斑点が。日がたつと、表面で黒い部分が広がるような気もします。
ちょっと調べましたが、こういう症状の病気は出てきませんでした。普及所とかに聞けばよいんでしょうが、暇がない・・・・
仮説1(私) 過湿で根っこが弱って、カビ菌が侵入した。
仮説2(夫) 雨続きで水がたまって、12月はじめの急激な低温で凍って、圧迫された葉っぱが傷んだ。
もう最初の作柄のは、あきらめて、次のに入りましたが、ここでも頻度はわかりませんが発生しているようです。
全部、半切りして、中を確かめて出荷しなければ、と思っています。
キャベツも白菜も、予定よりずい分早めにできてしまったし、虫や病気で歩留まりが悪いし、年内から品不足傾向では、先が思いやられます。
パッと見だと生理障害っぽいですね。根から菌が上がってきたにしては葉脈の中が綺麗すぎるように見えます。
葉脈(中肋)に沿って出ているようにも見えますが、水が「葉の外」を伝う道筋にも見えます。相当、冷え込んでいるのであれば確かに凍害かもしれないですね。
投稿情報: Sekizuka | 2006/12/19 16:30
関塚さん(と、お呼びするほど、存じ上げないのですが)、「ぎゃぼ~」(「のだめ風)の奇声をあげてしまいそうです。検索で、「天敵WIKI」に言及しているブログとして、ひっかかって、ご覧いただいたのでしょうか?
「根から菌が上がった」とは思っていません。根っこが弱って、体力が落ちて、何かに取り付かれたかな、くらいな感じです。
生理障害、という中身は、あんまり勉強していないので、今はなんとも言えません。凍害も、その一つと考えていいのでしょうか。
12月3~4日くらいは、最低気温でマイナス3度から4度だったと思います。こちらの厳寒期では、畑によっては、マイナス7~10度まで下がりますので、そのくらいでへたるな、と言いたいところです。
以前、たぶん凍害だろうと思った事例については、ここ
http://nonotobira.hp.infoseek.co.jp/tayori020104.html#2002-2-4
に書いてあります。
それとは、違う品種です。
投稿情報: とびら | 2006/12/20 05:41
>検索で、「天敵WIKI」に言及して
アタリです。
「生理障害」は病害虫や獣など生物による直接被害によるもの以外ってところでしょうか。おっしゃる通り、凍害も含まれます。
以前の事例も拝見しましたが、こういうのはなかなか原因が特定できません。
以前のように、皆が似たようなものを作っていると比較して原因を絞れるのですが、最近は少量多品目ですからねぇ。
投稿情報: Sekizuka | 2006/12/21 16:08
再度コメントありがとうございます。
次の作付けのベットのものは、発生の頻度が低いようです。
ハウス(無加温)のベビ-リーフに、「ハクサイダニ」アカダニが大量発生して、片付けたところです。
「天敵WIKI」もチョコチョコ拝見して、今後の対処法を考え中です。
投稿情報: とびら | 2006/12/23 14:05