7月3週号 の見出しは、「台風一過 / 泥棒カラス / トウモロコシ / ブルーベリー畑・開園」です。
「泥棒カラス」は、ロッシーニの「泥棒カササギ」にひっかけたんですが・・・ 私も、別にオペラが好き、というわけではなく、聞いた覚えもないのですが、村上春樹の小説に出てきて妙に印象深かったので。
トウモロコシ、うちは、ずうっと使っているタキイの「キャンベラ86」と、ここ数年やっているサカタの「ゴールドラッシュ」です。前者は、実が大きくて、ぷりぷりしていて、M農場のKさんが好きだという「手でほぐせる」タイプ。後者は、小ぶり、粒がやわらかくて、異常に(?)甘い。
この間、M農場さんのバイカラーのものを食べさせてもらいましたが、さくさくしていますね。個人的には、キャンベラ的なのが好きです。「主食」になります。お客さんはどうなんでしょうか。
樹がでかいと、今回の台風みたいなとき倒れやすいとか、片づけでハンマーナイフかけるとき大変とか、虫が入りにくい形状とか、固定種だ・有機種子だ、自家採種だとか、味だけでない選択条件もあって、皆さんいろいろ品種は選んでいるようですね。
ブルーベリー畑の、空砲、園主の吉田さんによると、スズメには効かなくなっているそうで。「あんなでかい音しているのに、逃げないんだ」と嘆いていました。だんなさんは、冬の間も、大きな体を折り曲げてジョレンで、樹の周りの機械が入らないところを除草していらしたし、奥さんは、春から畑中歩き回って、小さな虫(だんなさんは、俺には見えない、といっていた)を取り去っていました。
そんな見えない苦労が、この夏も、実ればいいなあと思っています。
月曜日に、茨城の気鋭の有機農業者とお会いする機会がありました。この話は、また別の記事で書こうと思います。
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