10月の埼玉県の天気概況によれば、
http://www.tokyo-jma.go.jp/home/gaikyo/626/626_10.html
「熊谷の平均気温は、今期間のほとんどで平年を上回り、月平均気温が17.8℃となり、10月としての月平均気温の高い方からの8位の記録となりました」
とのことです。特に下旬は、平均気温が平年値を2度ほど上回っています。
これで、「8位」なのかあ、と、恐ろしくなります。
多分、カラリと晴れる日が少なくて、最高気温が上がらないから故の「8位」かと。
11月にはいってからも、最低気温が10度を切らない日のほうが多く、
湿気っていて生ぬるい秋、なのです。
で、柿、干し柿の話です。近所の秩父出身の方が、秩父でも干し柿が出来なくなった、暖かくて雨が多いからダメにしてしまうのだ、と言ってました。だから、みんな干し柿用の柿(多分「蜂屋」)の木を切り倒して宅地化が進んでいるのだと。
ここ寄居に15年ほど前に引っ越してきて、何回か近所でいただいた柿を干しました。1回くらいうまくできたでしょうか。続けて2,3年、カビさせてしまい、やめてしまいました。
今年は、実りものは豊作のようで、うちも畑に6年ほど前に植えた、「蜂屋」(写真右上の紡錘形のもの)と「富有」(左上)、新居の「次郎」(日当たりがよいせいか、大粒でした)と、よく取れています。あと、地主さんに「早生富有」を早くにいただいたし。
「蜂屋」は渋柿ですが、去年やっと実った10個ほどの実を、誰かに盗まれて(!)、残った1個が熟したのを食べたら、ものすごくうまかったので、今年は早々にとって寝かしています。早まって手をつけて、渋かったのは、切り分けてから干しておいたら、甘くなっていました。
でも、丸ごと干す「勇気」はありません。この天候ですから。「現代農業」誌に、「熱湯をくぐらせてから干せば大丈夫」という話が出ていたので、その秩父出身の方に聞いたら、それやったけどダメ、とのこと。どうしても作りたかったら、部屋の中で扇風機かけてやるしかない、と言ってました。柿栽培の北限とか、干し柿産地が、北上しているでしょうか。
最近秩父に行った朋子さんの話では、軒先に自家用に干している家は見かけたとのことですが。
で、落花生ですが、干している間にカビが出てきてしまったのです。
3年前の写真がここにあります。
今年は、朋子さんにもずい分手伝ってもらって掘り上げて、選別して洗ってハウスに広げてあったのに、この湿気でなかなか乾かなくて。がっかりです。カビのでたものは、種用にはじきながら、来年からは自前の炒り落花生なんて考えるのはよそうと、思いました。何か、乾燥の機械がなくては、無理だと思い知りました。
柿といえば我が家に大きな柿の木があり、実がついたときは期待していましたが、風が吹いたりの都度落ちてしまい赤くなる前にほとんどなくなりました。干し柿どころではありませんでした。ゆずを収穫しています。
投稿情報: とんぼ | 2007/11/12 17:35
それは、虫がヘタに入っているのではありませんか。
ユズは、畑の小さい木を研修生が刈りばらってしまい、なくなりましたが、地主さんの大きな木から、「採り放題」です。
昔は、秩父で夫がごっそり買い込んできたのをユズジャムなどにしましたが、もうその気力体力がありません。
上手に保存して、白菜漬けに使いたいのですが、よい保存法をご存知ですか?
投稿情報: とびら | 2007/11/13 05:19