台風の行方が気になりますが、久しぶりに畑の写真を撮りました。
春から初夏にかけて、野菜セットに華を添える、豆たちです。画像はクリックすると拡大します。
まず一番手が、春に育苗して、ハウスに定植したつるなしエンドウ。
品種は、サカタの「ホルンスナック」。
去年は露地に植えて、寒くてほとんど取れなかったので、今年はハウスに。10mほどですが、毎日1キロ前後とれて、良成績。つるなしといえども、ねぶし竹を逆Vの字にして、マイカ線を2段まわしています。
次にとれだしたのが、外に11月に蒔いた、絹さやエンドウ。隣に、スナックエンドウも。18mずつ。
品種は、サカタの「絹小町」と「スナック753」。
エンドウは、「裏切る」ことが多いので、仕立てていても半信半疑です。キュウリ支柱をX型に立てて、片方は直管をハウスバンドで止めてマイカ線に半幅のキュウリネットを通してあります。片方は、マイカ線のみで、クリップで支柱に留めてあります。普通にキュウリ仕様のネット栽培だと、はみ出してくるツルを何回もヒモで倒れないようにとめなくてはなりませんが、こうすると2枚のネットの間で、ゆとりをもって立ち上がっていますので、病虫害の危険も低くなる(と思う)し、収穫も見やすい(はず)です。
今年はじめてやったのが、つるなしモロッコ。昔は早くインゲンを取りたくて、つるなしをやったけど、収穫が面倒でずっとやっていなかったのですが、今年は低温で外のインゲンの生育が遅れているので、エンドウからのつなぎによいみたいです。
品種はタキイの「耐病モロッコ(わい性)」。
種まきがちょっと遅かったし、株間が狭かったし、日照が少なかったし、ということで、「つるあり」になってしまい、摘心しました。種袋にもちゃんと(?)「栽培条件によってはつるが出ます」と書いてありました。
いちいち、葉っぱや株を動かして、探ると、右の写真のように実っています。ハウスだから何とか取り上げていけそうです。
外のインゲン。右側の「マンズナル」が、やっと花をつけてきました。左の「いちず菜豆」は、植えてから一カ月になるのに、ほとんど動いていないよう。
このあと、サカタの「南星つるありいんげん」と、自家採種した「虎豆うずら」(元は福種)を蒔きます。
タキイの「ビアフレンド」。今年は、これを4回ほど蒔いて、最後に晩生の「香り姫」(協和)と、2種類に絞りました。サカタの茶豆系、黒豆系の品種をあれこれずっとやってきたのですが、どうも味風味が今ひとつなので。K農園さんおすすめのものにしてみました。木が大きくなるので、実をはずして出荷しなければなりません。手が遅い私にできるのか・・・ 枝豆は夫の担当だから、がんばってもらいましょう。
枝豆のあとに来る、落花生、おととい蒔き終えました。休日で帰ってきた息子に、カラを割ってもらって、やっと今年も蒔くことができました。カラスよけに、しっかり網をべたがけしてあります。うちのあたりのカラスは、性悪で、今年は播種機で直まきして発芽したトウモロコシを次々にやられました。これは初めてのこと。引っこ抜いて、種の部分を食べているのです。まわりの、マルチに直まきしている人は大丈夫のようなのに。
おはようございます。色々な豆をたくさん大変ですね。収穫が忙しいでしょう。豆とかミニトマトとかオクラとか収穫に時間がかかりどうも苦手です(笑)。軟弱百姓はしょうがないこといっています。今はエンドウを収穫しています。インゲンはまだまだです。
投稿情報: とんぼ | 2008/05/19 09:07
豆類が多いですね。
こちら、インゲンはツル無しとツルありだけ。枝豆は多いですが、富貴が中心かな。ビアフレンドも(種が高い)。トウモロコシも温床種まき・移植ばかりなので、カラスの害はありませんが。とにかく、そちらは種類が多いですね。
投稿情報: とりのさとZ | 2008/05/19 12:34
とんぼさん、
収穫に時間がかかる、というのを、どこかで、収穫が楽しみだ、に変えないとだと、思いつつ、でも、時間を気にしながらやってます。
知人の、ここ、
http://d.hatena.ne.jp/kazedayori107/20080510#p1
では、「振り返らない」教が語られていますが、私は、人生はさておき、収穫では「軽く振り返る」ことにしています。うまくいけば、喜びが感じられるのですが。
「とるかどうか迷ったら」、絹さやについては、「さわってみる」のが一番だと、今年気がつきました。どうしても早取りしてしまうので、夫が「豆がぷっくりしてくると、サヤの厚みが出てくるんだ」というので。あと触ったときの固さですね。これで、確信を持って判断ができます。
今年、うちはミニトマトやめました。黄色いのと緑のトマトをやるので、押し出されたわけです。やれる量は決まってますから。
とりのさとさん、
インゲンも、ずっと続くとつまらなくなるかな、と、平サヤのとドジョウを交互にしたりします。「小手先」ではあります。
でき不出来を回数でカバーしようという意味もあります。
トウモロコシ、早くに作るものほど、直まきがいい、と種苗会社の人に聞いたので。どっちにしろ、早いやつでないと、虫にやられてダメなんですが。
投稿情報: とびら | 2008/05/20 04:51
とびらさん、どもども。
茶マメ系統はいろいろ試しましたが、うちではタキイの福成に落ち着いています。
それにしても矮性モロッコがもう莢をつけてるのですね~。3月末にトンネル内定植した矮性モロッコはようやく開花したところですよ。うちでも蔓が出ました。
投稿情報: ぶな | 2008/05/21 02:32
はじめまして、ねむねーむと申します。
興味深く読ませていただきました。
がんばっておられますね。
ところで、最近こういう商品がでましたので、ご紹介だけさせていただきます。
それでは、今後のご活躍をお祈りいたします。失礼いたします。
バイオシェル
http://www.new-east-bamboo.com/
投稿情報: ねむねーむ | 2008/05/24 00:17
ぶなさん、
コメントありがとうございます。PCの前に座ることがほとんどできなくて、お返事が遅くなりすみません。
福成、以前何回かやりましたね。なぜ、サカタのほうへ移行したのか、今はあんまり覚えていません。「新製品」とかで、流れたんでしょうか。あと、6月に入ってからも蒔けて、お盆の頃収穫できる、というのが魅力だったような気がします。
モロッコインゲンは、昔はツルありのを直まきできる頃に必ず作って、よく取れていたものですが、何年か不調が続き、やめていました。近所の仲間も取れないからやめた、といってましたね。
矮性のが出たのは、最近なのか、以前からあったのかは確認していませんが、ツルありが高温で病気が出やすかった(と勝手に思っている)のを改良したのではないかと、勝手に思っています。
絹さやエンドウも、サカタの「絹小町」は、比較的高温に会っても強いように、在来のを改良したのではないでしょうか。
10数年前に比べると、確実に温度上がってますから。
で、今年は、この数日をのぞいて、30度近くまで気温が上がる日がなく、それでエンドウ類が好調なのでしょう。おかげで、収穫に時間をとられて大変です。今高3の娘が、保育園の頃、行く前に一緒にエンドウ取りをしてもらって以来の豊作です。
投稿情報: とびら | 2008/05/24 04:11