今、うちの畑にある、4種類のカボチャです。写真は、みんな1週間前に撮影したもので、クリックすると、大きくなります。(レイアウトがおかしいのですが、直せません)
まず、4月あたまに定植した、「ほっとけ栗たん」という品種。研修生の翼くんが、去年手伝っていた北海道の農家が作っていて、大変美味であった、というのを聞いて、ちょっとやってみました。
「ほっとけ」、つまり整枝しなくていい、根元に1個だけ着花、ということなので、マルチ、パオパオ、密閉トンネル(のち開閉)で、6月収穫をねらう、感じで。就農したての頃は、プチ端境期の6月に出せるものはないか、ということで、カボチャもこれと同じようにやったけど、やはり無理しても6月には間に合わず(当時マルチは使っていなかった)、品種のせいか(「利休」、いまもあるかな)おいしくないので、カボチャは、8月後半からとれればいい、という路線になっていました。
これが、根元の実。着花の時期に天候がよくなかったのか、一株に付き2個以上ついているものもありました。マルチから1mほど麦ワラを敷いて、ツルを一方に伸ばし、実が大きくなったものには、「枕」(発泡の薄い敷物)をして、あとは何もせず。
けっこうでかくなっているが、種が高いし、来年以降も作るかはわかりません。
次に蒔いたのが、ミニカボチャのサカタの「栗坊」。
今年は、苗が足りなくて、株間を広め(1m20cmだったか)にとったので、整枝(親ツルと子ツル2本の3本仕立て)をちゃんとしていったら、トンネルの中まで、お日さんが入って、気持ちよく育ってくれている。例年、壁みたいになるのだが。
早めに蒔いて、パオパオ定植して、7月に収穫するが、そのまま出荷はできない。追熟しないと、ただの粉っぽい味なしカボチャなのです。
逆に、9月以降、次のメルヘンが傷み始める頃、出荷。メルヘンより傷みにくい。
サカタの「メルヘン」。これと、次のカボチャは、うね間に、マルチ麦「手間いらず」を4月下旬に蒔いてみました。
初めてなので、様子見で、マルチからトラクター幅×1.5から2倍の幅は、従来どおり、麦ワラ(去年のもの)を敷きました。それでも、ワラ敷きの手間がずい分省けた。
「メルヘン」は、親ツルを摘心して、子ツルの2本仕立てなので、実(10節までは、摘果)の方は、次の「ユキノ」と同じくらい。
貯蔵用の白皮カボチャを、今年はタキイの「ユキノ」にしてみました。
ずっとサカタの「雪化粧」だったのですが、どうも病気が出るようになって、去年は、「白九重栗」。これはおいしかったが、実付きがあまりよくなくて、でかすぎました。これらの現象は、その年の天候とか、作付けた畑の性質など、いろいろ原因はあるでしょうが、とにかく、気分を変えてみました。
いまのところ、よい感じ。
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