の見出しは、「梅雨明け / くぬぎの森広場のブルーベリー園、16日(土)から / 今年の夏野菜」です。
あの、100年に一度の夏の直後に、こんな夏が来るとは。6月下旬の暑さは、50年に一度のものだったらしいし。いったい、猛暑日が、すでに何日か。熊谷で調べると、9日。33~34度台も含めると、2倍の18日。
去年の7月より、確実に暑い。これまでのところ、去年の8月より、暑い、と思う。
さて、紙版には載せませんでしたが、夏野菜の写真をいくつか載せました。以下一覧のミニ写真はクリックすると大きくなります。
1枚目は、夏の葉物3種(モロヘイア、ツルムラサキ、エンツァイ)です。何年も前から、虫除けのネットをかけることを試みてきましたが、へたにかけると、アブラムシを増殖させたり、それではがすと、やはり虫の息、とかを繰り返し、去年は放棄したところ、ひどい目を見て、今年は完全防護しており、収穫のたびに開閉しております。1列栽培は今年初。210cm幅のネットで。
2枚目が、ハウスのシンディー・スウィート(サカタのタネ)です。収量少ない、と書きましたが、どれだけ少ないかというと、シンディー・オレンジと合わせて、40本あまりの2本立てで、今が最盛期と思うのですが、1日3キロだけ。でも、全て良品だし。量を減らして、皆さまに一度は入るようにと。
タバコ蛾の幼虫、昨日は、この20m余りの3列のトマトで、50匹以上捕殺しました。たいてい、まだ小さい。「カチカチカッチン」の2cmくらいのも1匹いました。面白いことに、赤い「スウィート」より、黄色い「オレンジ」の方を、タバコ蛾が好むようで、「オレンジ」の6段目、7段目の花は、ほぼ全滅。
3枚目が、ナス。今年は、減らして、30m3列。それでも、「ナスおじさんする」(という動詞に、わが菜園ではなっています)と、今段階で、収穫時に非常に時間を食っています。
4枚目は、「ナスおじさん」しているのに、ナスの木で、こんなに大きく育っていた「カチカチカッチン」(去年の記事を参考にしてください)です。今日の鶏のおやつに、してしまった・・・
ということで、原発については、時間切れです。
が、「みんなで決めよう原発国民会議」で、新方針が出たので、そのご紹介のみ。
私は、先進地区のチラシを、共有させてもらいたいなあ、と思っていたし、夫は、ひそかに、国会議員へのアンケートを「枷」にする戦略を考えていたので、この新方針には大賛成です。
モロヘイヤとかエンサイにまでネットをかける必要があるとは。。涙なしには見られません。
こちらは今年は春先のアブラムシがひどく,ピーマン,トマトがウイルスにかなりやられました。
投稿情報: かぜだより | 2011/07/15 04:14
20年近く前は、植えておけばとれるものでした。
今は、
エンツァイは、ハマキムシ(正式名わからない、紡錘形の黒っぽい模様の入った小さいイモムシ)がひどくなりますし、「ワクサ」(ヘリカメムシのこと、わー臭い)が繁殖するようになると、株ごと取り去らなければならなくなります。
ツルムラサキは、何と言っても、ヨトウムシの最初の繁殖地となります。直接産卵を避けるために、ネットは効果的です。もちろん、去年のように、ネット越しにいっぱい来られたら、アウトですが。
モロヘイアは、ヒメコガネ(正式名は?)に好かれます。エンツァイと共に、やはり、ヨトウムシにも好かれます。
茨城では、ヨトウムシ、ヨトウ蛾、ハスモンヨトウが、越冬しない、とのことですが、当方も、20年前は多分そうでした。
ハスモンヨトウより、普通のヨトウ蛾の方が多かったと思います。南方系のハスモンが、次第に勢力分布を広げておりますので、知らないうちに、茨城でも越冬するようになるのでは、もうなっている?と思います。
ピーマン、シシトウは、毎年アブラムシで病気になります。良い実をつけるのは、一部だけです。で、これからは、カメムシ、ヨトウムシの住処になることでしょう。
投稿情報: とびら | 2011/07/15 13:24
全体ではなくても,一部越冬しているケースはあるようです。
今後もヨトウが減る要因はないので,いずれはBT剤など撒布系の防除も検討しないといけないのかもしれません。
投稿情報: かぜだより | 2011/07/17 07:06
こちらも出ました!カチカチカッチン!
昨年はみんなで騒いで楽しかったですが、1人で出会うと気持ち悪いだけです。
エンサイのハマキはこちらもすごいです。ほぼやられました。
そして今朝はツルムラサキでヨトウの卵塊をいくつか発見
今は絶望的な気持ちでいます
投稿情報: つばさ | 2011/07/18 12:35
かぜだよりさま、
あらためて、BT剤について、ちょっと検索しましたら、
http://www.greenjapan.co.jp/qa_bt.htm
というのがありました。基本的な知識でしょうか。
うちは、使うつもりはないです。ヨトウは減らないでしょうが。作付けを減らすしかないか・・・
翼くん、
那須烏山にも、南方系が生息し始めましたか。
そして、ヨトウムシ、去年、そっちにはいないみたいって、言っていたのに。
こっちでも、Gさんが、里芋に大きなハスモンヨトウの幼虫が何匹もいた、っていってました。
絶望しないで。
台風が、洗い流して(風はあんまり吹かないで)くれることを期待しましょう。そっちは、時々夕立もあるんでしょう。
投稿情報: とびら | 2011/07/18 13:56
半日で開き直りました
最悪の場合、セットに必要な分だけ死守しよう!と
それだったら楽勝ですし
午後卵塊探しして全部で6つ
今さら遅いと知りつつ一応ネットもかけて
昨年秋は確かにヨトウでなく、青虫だらけのキャベツを見たのですが…
最近専業農家さんと話したところ、やはり昨年はハスモン大発生と言っていました
夕立はいつもニアミスなんです
真黒空になり雷は鳴るのに降らず
でも夕立は多い地域ではあります
なんだかんだいって順調ですし、元気に進んでいきます
投稿情報: つばさ | 2011/07/18 19:54
とびらさん
昨年のようなハスモン大発生時も慣行農家は無被覆で対応できるわけなので,いざという時のために知識は持っておきたいです。
刀は床の間に飾っておくだけでもいい?!
投稿情報: かぜだより | 2011/07/18 21:56