上の絵は、「菜園たより」最終号のさし絵で、請願とは基本的に無関係です。すみません。
埼玉県大里郡寄居町の寄居町議会の、来年3月1日より開催される3月議会に、「寄居町耕す人の会」(会員46名)が、「原発国民投票の実現について~原発国民投票の実現を求める意見書を国会・政府に提出していただきたい」という請願を提出します。
上が署名簿です。クリックして読んでみてください。昨日、「寄居町耕す人の会」会員に配布されて、署名活動が始まりました。この画像では個人名は伏せてあります。もし、寄居町在住で、協力してくださる方がいらっしゃいましたら、「 nonotobira(あっと)ybb.ne.jp 伊藤 」まで、ご連絡下さい。署名簿をお送りします。
この請願活動の意味は、「原発に関して、我々にも、1票を投じさせて」ということに尽きます。
うちでは、6月以降、「みんなで決めよう『原発』国民投票」 (=全国事務局のHP 都民投票・市民投票のことでわかりにくくなっています。近々、埼玉県賛同人の独自サイトができます。お楽しみに。) の運動に参加してきました。先輩や仲間と地元での署名活動を行なう中で、「国民投票の実現のために、町議会へ請願をしよう」という動きが起こり、このような形になりました。「寄居町耕す人の会」以外の、色々な方々のお知恵とお力もいただきました。
国民投票の意義については、11月27日の朝日新聞社説をはじめ、ここ (原発国民投票 「通販生活」と「朝日新聞」と「東京新聞」 -「 くぬぎの森 起請文 情報交差点」http://bit.ly/viwn6S) に、いくつかの記事をまとめてあります。始まって半年ほどになる、「みんなで決めよう『原発』国民投票」の市民運動ですが、まだまだ、「国民的議論」を引き起こすところまでは至っていません。
私は、原発について考えることが、明日のお天気について考えるようにみんなにとって「普通のこと」になればいいなあと思っていますし、国民投票が実現する過程で、みんなが原発や放射能についての情報を共有できるようになればいいなあと思っています。
私個人は「原発はなくしたい」と思っていますが、この「国民投票」運動自体は、「反原発でも原発推進でもない」、大きな器みたいなものだと思っています。3・11福島原発事故を体験した全ての人々が、その中で政治と向き合うことを希望します。
この請願活動の役割を、うちなりに、図解してみました。
ぐるっとまわるには、ずい分と長い時間がかかるでしょう。でも、一緒にやってくれる人が、増えるほど、きっと実現は早まるはずです。
「原発に関して、我々にも、1票を投じさせて」 この声をぜひ、形にしていきましょう。
と、呼びかける相手が、見えているのかな、と自戒もするわけですが。
3・11以降の思いをつないでいきたいです。
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