一か月ぶりの更新です。月曜日には次の「菜園たより」を出さなければならないので、ようやっと前の4月4週号をアップしました。見出しは、「お天道様 異変? / こどもたち / 真犯人いまだ捕まらず」です。3項目目については、「たより」を書いた次の日に、アライグマ1匹捕獲。でもまだいる。
前記事で、3月の3つの講演会について書きます、などといったのですが、もう無理です。リストのみ。
★3月18日の、
第2回 放射能汚染問題を考える講演会 講師 野口邦和氏(放射線防護学・放射化学 日本大学専任講師、福島大学客員教授) 主催 日本共産党寄居町委員会、同後援会
詳しくは、「お元気ですか たもがみ節子です 第2回 放射能汚染問題を考える講演会について」の記事にあります。 http://bit.ly/HfVXWD
最後の方に参加。講師の方は、寄居町独自の問題=最終処分場のある「三ケ山」のことに、あまりにも無知でした。廃棄物の専門じゃあないのなら、発言に気を付けてもらいたいなあ、と、思うフレーズがいくつも。
★3月24日の、
小出裕章さん 飯能講演会 サイトは http://bit.ly/uyHIYO IWJの録画へのリンクもあります。参加はできませんでしたが、私はこの実行委員会のMLに参加させていただいていたので、事前の質問募集で、廃炉の技術的な可能性について質問を提出。第2部 http://bit.ly/GYJsk1 の34分くらいから取り上げてもらえて、うれしかった。14番。「廃炉を実際にやりきった国は今だない」「廃絶させても廃炉は遠い」との答えでした。
★3月25日の、
安田節子さん講演会「放射能と食べ物汚染」 主催 放射能から子どもを守る会@寄居・深谷
開催詳細は、お母さんたちをつなぐブログhttp://bit.ly/JzHna6
IWJに、しっかりと録画されています。http://bit.ly/JzHMcw
こちらも、最後の方に参加。安田さん、力強くてかっこよかった。主催者さんたちも若々しくて、寄居町の新しい力を感じました。
4月に入って、
★4月21日が、当記事のタイトルと重なる
「今、三ヶ山で何が起きているか」
彩の国資源循環工場と埼玉県環境整備センターのある三ヶ山周辺の環境情報交換会
~松葉と 水 が教えてくれた~
←チラシがインパクトあるものだったので、保存。
詳細は、http://bit.ly/HvZf7g
録画へのリンクは、http://bit.ly/JfmqU0 「ユーストリームで見ることができます。 - 生活クラブ埼玉 ひまわりカフェ 」 この記事へのコメント欄で触れられている、次のサイトが、がれき問題の最先端を行っていると思うので、リンクします。
★3・26政府交渉ネット - ―がれき問題- http://bit.ly/KCXSDH
なかなか読み切れないし、大きすぎる問題なのですが、自分の住む寄居町に絞って、以下の二つの新聞記事を掲載して、この記事はいったん閉じます。
つまり、「がれきではなく焼却灰」が、寄居町には問題だということを再確認です。
●がれき処理「国が責任」 県会議で政務官 http://bit.ly/HR7U5n
埼玉新聞4月17日のトップ記事。たまたま郵便局のロビーで読んでびっくり。どこも、がれき受け入れてもいいけど、焼却灰の行き先が問題という認識。それを、高山智司環境大臣政務官(衆院埼玉15区)が、「最終処分地がある県には、国が説明会などを開きお願いする」って答えている。これって、県外に持って行くってことかなあ、と思うと、次の記事。リンク先が消えるかもしれないので、テキストファイル ダウンロードする方はこちらをクリック
●東京新聞:一般ごみ「県営」活用も がれき受け入れ 「玉突きで」市町村の処分場確保 http://bit.ly/JfmLWJ
これは、埼玉版ですが、2面にも小さく関連記事がありました。結局、岩手県から受け入れる木くず(がれき)より汚染されている(たぶん)県内の一般ごみの焼却灰を、県営処分場に持って行くことにして、県内焼却施設に木くずを受け入れてもらう、という話。
画像は、
県内各施設の、焼却灰の汚染度については、昨年の夏の環境省の一覧表があります。
「16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果一覧」http://bit.ly/vbhkgA
(その後、こういうものは公開されていないようです。この数値をみると、私は、今がれき受け入れで反対している人たちが、なぜ、自分たちの一般ごみの焼却について、反対しないのか、わからないです。)
「玉突き先」の穴であるところの、寄居町「三ケ山」にある、埼玉県環境整備センター(このリンク先に、環境調査測定結果とかいろいろあるが、素人には数字の意味がさっぱりわからない・・・)への、放射能汚染された焼却灰の受け入れに対して、寄居町住民として、何ができるのか。何をしなければならないのか。
これを予想して、3月議会に、仲間と陳情を提出したのですが、議会にも行政にもまったく検討されることはなかったようです。
とにかく、「8000Bq/kg以下なら、埋め立て可能」というのを、どうやって拒むのか。以前のクリアランスレベルの100Bq/kg以上の焼却灰をどう処理するのか。誰が責任を持つのか。
などなど、資料を列挙しただけに終わりました。すみません。
4月21日の「三ケ山」勉強会で、「ゴミを燃やすこと」自体の問題、ということが語られていました。どんどん買って、どんどん捨てて、どんどんゴミを出して、燃やしてしまう、っていう暮らし方自体を、考え直さなくちゃ、ということでしょうか。3・11以前から、「三ケ山」の周辺環境を調査して、大気や水への影響を地道に調べている方々がいらっしゃいました。今まで、私はほとんど無関心でありましたが、原発事故による放射能汚染が、この暮らし方のおかしさを、あらためて私たちに突き付けていると思います。
ということで(ということなのか?)、この春は、夫が率先して(私はあまり乗り気ではない、しかたなく)、「野の扉」では、いつにもまして、マルチの使用を減らしております。生き延びられるのか、夏を越えて・・・
参考 環境省 報道発表資料-平成23年9月15日-産業廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果について(お知らせ) http://bit.ly/HotOwI
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