仙台公演があった。暑かった。
帰る後輩が「元気に生きようと思った」と言っていたことがよかったと思った。
お客さんに「出ないんだね」と言われてすみませんと思った。
本番中はビデオを撮っていた。難しかった。カメラは調子が悪かったとあとで聞いた
カメラを通して見ていると舞台として舞台は見られない
映像監督の三浦さんからこの人を撮るという指定があるので、一人の役者さんを見ているとあっと思うようなところで目が伏せられたり、髪の毛が揺れたり、首が垂れたりする。高校生のころまではそういう切なものを、全部残したくて、何枚もメモを書いていた。それはうまくいかなかった。稽古の記録も本当は記録して台無しにしている言葉がたくさんあって、もしかしたら書いて残さないほうがいいこともある。と思いながらでもこれが記録の身上だろうとひたすら記録をとる。
記録係の西邑
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