この辺では、玉ねぎ定植が佳境に入ってきました。うちは、まだもたもたしていますが、「神わざ」的速さで植えつけるHさんを擁するK農園さんは、もう植え終わったでしょうか。今年は、仕事の遅れを予想して、初めて一部マルチを使っていますので、慣れなくて余計もたついています。Hさんに、弟子入りしたい。
近所のGさんの苗も、とても生育がよいです。うちのは、発芽も揃わなかったし、長ネギの近くだったからか虫害を受けて、ちょろちょろです。夫は「毎年こんなもんだ」と気にしてませんが、私はいろいろ悩みます。
で、玉ねぎについてまとめてみました。
今年は、
9月3日 極早生のタキイの「チャージⅡ」、超極早生の「浜育」
9月10日 長期貯蔵向けの「ネオアース」、中生の「アトン」
を露地で、被覆資材なし、で、蒔きました。
下は、9月16日の様子。一度、耕すパワーを条間に入れた後、ほったらかしのこのありさま。その下は、除草の終わった10月26日です。
以前から、プラグ(セルトレイ)育苗が気になっていました。
愛知のとりのさとさんに、ちらほら伺っていたのですが、静岡のte-teさんがブログやサイトで、何回か詳しく書いておられるので、最後に列挙しています。
te-teさんの畑は、たぶん、「玉ねぎに向いた」畑なんだろう、と推測します。何度も本場の四国淡路島を訪問して、その技術を高めていかれたようです。中で、te-teさんが書かれているように、機械植えでなくても、応用できるものがたくさん詰まっていると思いました。
te-teさんの了解をいただいて、写真を2枚載せます。
プラグ育苗のメリット
1) 天候を選ばず最適日に播種できる 2) 発芽が揃う 3) コンパクトなので被覆資材で虫の害を防ぐ気になる 4) 草取りしなくてよい 5) 生育が揃うので、定植の際に、選別の手間が要らない 6)苗取りが楽だし、マルチに植えやすい などでしょうか。
デメリット
1) プラグへの土詰め、播種が面倒 2) 発芽したら放任、ではなく、目配り気配りが必要 などでしょうか。
茨城の「かぜだより」さんのように、太陽熱除草と直蒔きを組み合わせて、省力、かつ冬から春の大風に強い作付けをしている方もいます。
来年は、コート種子を少し利用して、プラグ育苗してみようかと(私は)考えています。
「玉葱の種まき週間」
http://hiraku-nouen.at.webry.info/200609/index.html#0928
「玉葱の種まき週間その2」
http://hiraku-nouen.at.webry.info/200610/index.html#1005
玉葱播種も順調に
http://www5c.biglobe.ne.jp/~te-te/te-te050929.htm
玉ねぎ植え付け準備(2002年11月)
http://www5c.biglobe.ne.jp/~te-te/te-te021121.htm
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