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ユキマルパン~2010年3月まで

  • パン小屋の屋根作り
    高校卒業後、2年ほど勤めたインストア・ベーカリー・チェーンの会社を、2009年8月に退職。国産小麦と天然酵母のパンを作る個人店に修行にでるも、2ヶ月で退職。 2009年11月、実家に戻って、農業の見習いをしつつ、パン屋で自立する道を模索し始める。

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2007/10/10

コメント

周りの慣行農業があってこその有機農業というのは自分も痛感します。じゃあ全体のために何かできるかと言われると困ってしまいますが。。

先週、朝日新聞3面「あすを考える」の欄に、大きく有機農業推進法のことが取り上げられていました。ネットでは読めないのですが。
内容は、あんまりありません。相変わらず、有機農業のシンボルとして、小川町のKさんが冒頭登場。有機農産物の割合は、0.何パーセントだけど、多くの消費者が、価格が高くなければ有機を購入したいと思っているとか。
その有機農産物の中には、当のKさんの生産物をはじめ、うちやかぜだよりさん、新規参入や零細の人の多くの野菜はJASをとっていないから入っていない、なんてことも、問題視されてなかったし。

有機農業=善、みたいなのだけ、暗黙の了解みたいになっていて。

有機農業推進、じゃなくて、農業推進、ってことが前提になっていないと、これまで国内の食を支えてきた網の目みたいなのが、どんどんほころびていくんじゃないか、という不安を、この地域にいても感じます。もっと過疎だと、どうなんでしょう。「集落営農」というシステムで、それを食い止められるのか。わかりません。

そんなこといいながら、今日もヨトウムシ取りに励まないと、先々のキャベツが失われてしまいます。かぜだよりさんは800、ということでしたが、うちも、300はつぶしましたね。

有機農業推進法については,
1.そもそも推進する対象の定義が難しい。
2.仮にJAS有機を対象にしたとして,どんなに予算を投入しても,JASが取れるような農家を大幅に増やすことは非現実的。特にコメ。
3.JAS以外も対象にして,特栽的なものにまで対象を広げると,つまらない制度になってしまう。また,たとえば環境保全や安全性に熱心に取り組んでいる慣行農家と比べて極めて不公平。エコひいき。
4.経営的にも理念的にもレベルが低い有機農家が多いが,それを有機だと言うだけで推進の対象にしていいのか?

など,運用面・実効性・意味論のどの面においても疑問があります。

かぜだよりさん、
推進法の問題点を整理していただいて、ありがとうございます。

1.については、岡山県の基本計画では、対象をJAS有機認証取得者に限った、とのことです。ほかの県はどうなるのか。
JAS以外なら、どんな基準で選ぶのか、ほんとにわかりにくくなるでしょう。

2.米は、面積が大きいから、ということでしょうか。それだけ取得の費用がかかる?

3.地域ぐるみ、エコファーマーとると、だいぶ補助金が出るようになっているようです。そのほうが、農薬の使用量を減らすには、有効だと思われます。

4.「レベルが低い」とは、きつい表現で。わが身を振り返るのも、こわい・・・

どうも、土曜日に、埼玉県で推進法に関するNPOが発足したようです。さてさて。

法律・政策の整合性から言えばJASを対象にするのが自然だと思います。しかしそれだと実質的に広がらないですね。マニア向け。

米は面積も大きいし,除草剤を使わないのは並大抵の事ではないので,そう簡単に有機に出来ないと思います。例の床土の問題もありますしね。でも政策的には米を対象にしないと金額的にも面積的にも全然「利いて来ない」ですね。

結果的にレベル低いでしょ(笑)。自分の含めてですが。だからこの状況なんでしょう。

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