3月1週号の見出しは、「ここ10年で一番寒い2月 / 野菜が乏しい / 温床を踏みながら」です。
上の絵、娘が、はじめて対象を拡大して描きました。梅の小枝を、A4の紙ほぼ半分くらいの大きさに。
野菜不足に関しては、ハウスの一番手の大根「大師」(タキイ)が、アカダニ(ハクサイハダニ)にやられて、片付けたことが、痛かったです。次も、蒔きつけるのがためらわれ、ちょっとだけ早く取れる「ころ愛」(サカタ)を蒔いて、あとは露地に任せることに。その露地の最初のは、間引き大根で出荷できないほど、寒害を受けました。葉っぱちりちり。密閉マルチパオパオなのに。
最低気温はもっと低い年もあったのに、今年、紅菜苔もホウレンソウも葉先がやられました。こんなことははじめてかと。
風との相乗効果でしょうか。
ほうれん草といえば、こちらもハダニで、4ベット以上やられました。昨年発生したところ(畑の周辺の草が残っているあたりから広がった)と、それまで畑を仕切る段になっていて草が周年生えていたところが、出撃地点となったようです。
これから、毎年悩まされるのでしょう。
さて、今日は、「松田のマヨネーズ」の件(支援サイトはここ)で、夫が松田さんと農水省に行きます。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/080213.html
この件はまた書けたら書きます。
今日は、大根はトンネル、パオパオの中で葉がちりちりになったのでしょうか?間引いて外気にあったてなったのでしょうか?トンネルパオパオ内でなるとは考えにくいのですが。「松田マヨネーズ」の件では何のお役にも立てません。すみません(メールは届いています)。皆さんによろしく
。
投稿情報: とんぼ | 2008/03/05 11:10
以前、野菜ダニの写真をアップしたことがありますが、こちらの地方はどこの畑でも発生しています。ダイコンなどは葉が茶色く枯れてしまう。
白菜の中に入られるとアウト。
巻かないで、地面に広がる野菜などには、ピカコーの10倍プラス酢50倍散布で半分くらいは死にます。5日か1週間ごとに3回繰り返すと、ちょっとすくなくなったかな(3分の1くらいに)、というくらいになります。野菜は回復するものもありますが、期待どおりではありません。次年度の害を減らすという意味くらいしか、ないように思いました。効果的な方法、ご存じの方、教えて下さい。
投稿情報: とりのさとZ | 2008/03/05 18:34
とんぼさん、
「中で」ちりちりです。12月蒔きのものだけ。毎年1月までのものは、葉物も含めて、葉先あるいは葉っぱ全体がくちゅくちゅ固くなりますよね。寒さで凍って、戻れない日があるとそうなるのだと思っています。トンネルの中でも。
今回は、枯れました。次の1月蒔きは、くちゅくちゅ止まりでしたので、「寒さの底」で、やられたと推測します。
温度の上がらない日と、強風(トンネル越しでも、ストレス受けた?)が重なったかと。大根に聞いてみたいところですが。
とりのさとさん、
野菜ダニ、につきましては、先輩ですよね。これに関しては、ちゃんと記事にしたいのですが、力不足で。
南のほうの方ほど、「歴史」が長いから、対策も練られているのではないかと思うのですが、「有機」の方たちからの発言がどこかにないでしょうかね。
今回、ちょっと検索したら、下記のページがわかりやすかったです。
http://www.h.chiba-u.jp/soudan/sosai/hourennsou.htm
一定の温度と湿度で、爆発的に増殖する感じです。
太陽熱処理が効くのでしょうが、ウネ間や周囲まで含めてやらないと、完全には防げないでしょう。
うちは、まだ、ハウス内が主なので、ハウス周りにきっちりと防草シートを敷こうと思っています。秋口、外に水分が多いときに、比較的乾いたハウス内に、「獲物」があると、侵入する感じです。
発生したところは、草もきれいにして、水びたしにして、古ビニールで窒息させて(いるつもり)、しばらく置いてから使うようにしていますが。
ピカコー、という資材はよく知りません。5日おきにかけるとは、大変ですね。
投稿情報: とびら | 2008/03/06 06:13
http://www.netkobe.gr.jp/torinosato/homepage/yasai-dani070220.html
ここにそのダニの写真を置いてあります。ご紹介のサイトのダニとはちがうようですよ(発生する時期が異なります)。アカダニは冬(12月~3月)に発生するので。
投稿情報: とりのさとZ | 2008/03/06 12:47
とりのさとさん、
うちも、その写真と同じ「アカダニ」です。
ダニの種類とかについては、もう一つ、このページをご覧ください。
http://www.syngenta.co.jp/support/gaichu/gaichu15_hadanirui.html
よくわかりませんが、高温と低温に弱く、春と秋を好む、といえるのでは。白菜、大根の害は、秋に始まっているのでしょう。そちらの冬だと、露地で軽々生き延びるのでしょう。こちらでも、ハウス内なら、うはうは、ですし、露地の草むら(野菜含む)ならOK。
大雨、日照り、酷暑とかで、絶対数を減らさせて、作付ける場所はきれいにしないと、どんどん増え広がる感じです。
投稿情報: とびら | 2008/03/06 14:05
僕のトンネル大根もダニにやられています。
投稿情報: かぜだより | 2008/03/10 05:33
かぜだよりさん、
そちらでは、初見ですか?
大根は11月蒔き、二重トンネルですか? もともと中にいたんでしょうね。草の処理とかはどんな感じだったのでしょう。太陽熱処理はやっていないところでしょうか?
35度以上で死ぬそうですので、野菜が死なないぎりぎりまで、トンネル内の温度を上げる、っていうのはどうでしょうか。
投稿情報: とびら | 2008/03/11 13:50
草の処理はまぁまぁ,太陽熱はなしです。
35度ギリギリで止める技術がないです。
投稿情報: かぜだより | 2008/03/11 20:04