今年のカボチャです。先週撮った写真です。
最初は、サカタの「みやこ」。
マルチ際に1本防草シートをしいて、後は去年のワラをしいてあります。
大昔からある品種ですね。去年早出し用に作った「ほっとけ栗たん」の種の手配を忘れたので、去年夏まきしようと購入してあったこれを3月中旬蒔きました。マルチパオパオ穴あきで、ダイオネットで防寒したりもしました。6月中に収穫したかったら、密閉開閉しなくちゃいけないでしょう。農協直売所では、早出し高値狙いで、そんな風にして作っている方が、出していたような。
次が、「栗坊」。「みやこ」は、1本仕立てで、密植(60cm)でしたが、これは、3本仕立てで、1mほどの株間。同じく、10節くらいまでは摘果。
これは、「メルヘン」。今年は、次の「雪化粧」とともに、ウネ間全部マルチ麦にしました。親ツルとって、2本仕立てにするので、どうしても出遅れますが、間違いがないので、ずっと、この品種をメインにしています。
下の雪化粧は、マルチ際にちょっとだけ敷きワラ。マルチ麦は、5月頭に条間20cmくらいで蒔いて、一度、三角草かきやけずったろうスリムで、適当に除草。
最後に、タイトルについてですが、実は、初めて、「人工授粉」らしきものを試みた際に感じたことなのです。
雨の日が続くと、蜂が飛ばなくて受粉できなくて着果できないのでは、と、雨の朝、雄花を持って雌花を探したのですが、花の中いっぱい雨水がたまっている花と、うまく葉っぱの影に入っていて、水がたまっていない花が、ありました。本来、整枝とかしなければ、ちゃんとカボチャ自身の力で、実を付ける技術を持っているのではないのかと。人が手を入れることで、その力をそいでしまっているんじゃないかと。
でも、着果すればいいってものではないのも確かで。カボチャの場合、「おいしくなければカボチャじゃない」部分が大きいので。「カボチャの幸せ」ではなく、「カボチャを作る人の幸せ」を追求することになってしまうのでした。
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