「菜園たより」11月2週号は発行してから、すでに1週間。ここにあります。見出しは、「ぼっちぼっち/「ノラのパン」バザーデビュー/料理メモ~キムチ風味浅漬け/卵不足のおわび」です。
このブログの更新も、3週間近くやっていませんでした。気がついたら、畑作業ノートも半月以上空白で・・・ 瞬間的に「足腰立たず」となった夫も、ぼっちぼっちと稼働率を上げ、「野の扉」として、出荷作業と作付け、育苗など、最低限のことはやっていましたが、管理が行き届かないことは多々あり、野菜の出来には、先々まで影響が出そうではあります。
この間、頭の半分を占めていたのは、①放射能汚染に関すること ②国民投票のこと でした。
①に関しては、まずは「米ぬか」のこと。
ひと月ほど前、近所のJAの製粉所にいつものように、隣接する無人精米所から出る米ぬかをもらいに行ったら、販売自粛と言われました。
「平成23年産米から生じる米ぬかの放射性物質測定結果について」http://bit.ly/qsCZaI という文書が農水省から出たのが、10月12日。宮城県での検査で、白石市(旧越河村) の米ぬかから、合計668Bq/kgのセシウムが検出されたことについての対処が出ています。
この白石市(旧越河村)の玄米からは、100Bq/kgのセシウムが検出されたことが9月にわかっていました。(→http://bit.ly/rsUmp7)
小麦においては、玄麦の放射能値の3倍が、フスマ(外皮と胚芽)の放射能値になる、という「加工係数」が発表されていますが、米については、ずっと「検査中」。うちは、米ぬかを、鶏の飼料や畑の肥料に使うから、早く検査してくれ、と、家畜保健所や農協、県に何度か電話していましたが、「国が・・」ということで先に進まず、結局、宮城県での基準値越えを受けて、「誰がどこの米を精米するかわからない、コイン精米所から出た米ぬかは、販売できない」ということになってしまいました。
早く加工係数を出していれば、そこから類推して、基準値を超えそうな米ぬかが出ることが予想される場合は、早く手を打つことだって出来たはず。9月16日に、農水省から出された通達 http://bit.ly/oCYJpP には、そういう場合の「適切な管理の周知」が書いてあるのです。
でも、すでに拡散してしまったから、混ざっているかもしれないから、責任取れないから、全部使えないよ、ということになってしまって。
ああ、今年の「タクアン」は、漬けることができるのか。
すでに、①の一つ目で、こんなに長くなってしまい、とうてい、②の最後まで書くことは出来ませんので、とりあえず、もし、この間の活動に興味のある方がいらっしゃいましたら、ホームサイトのほうの、「晃のページ」をご覧下さい。
10月23日付けの「品川宣言に思う」
11月6日付の「農協の不思議・この国の不思議」
をお読みいただけたらと思います。
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