「菜園たより」11月4週号の見出しは、
「不意打ちの冬 / 【朋子のHappy Veggie通信】 Vol.2 ~染めてみよう!」です。
このさし絵も、朋子さんが書いてくれました。
実は、私は個人的に「絵手紙」というスタイルが好きではありません。嫌いといってもよいです。娘がテスト期間中(しょっちゅうあるんです)なこともあり、お願いしたところこころよく引き受けて、描いてきてくれた絵を見て(もう一枚、サツマイモの絵があって、絵としてはとてもよかったのですが、モデルが筋肉ゴリゴリのコリャおいしくないぞお、という芋だったので、出せませんでした)、ちょっと動揺。でも、見ているうちに、しみじみ、あたたかい思い、みたいなものが伝わってくるわけで、やはり、描いた本人との関係があってこその「絵手紙」なのだと、思いました。
草木染は、昔やっていたことがあるので、その頃の自分は、いったい何を考え感じて、やっていたんだっけ、と振り返ったりしています。生活に追われているおばさんの、忘れているものを刺激してくれるのが、若いひとの力なのでしょう。
さて、「たより」にもちょっと書きましたが、鶏の産卵が落ちています。例年、点灯していない小屋で飼っているので、冬至に向けて、どんどん産卵率は下がるのですが、それで、秋産み出しの鶏の羽数は少し多めにするのですが、今年は、11月下旬にして不足気味となってきました。実に小さい羽数(120羽ほど)で養鶏しているので、10個20個の違いが大きいのです。
でも、隣のK農園さん、点灯して800羽くらい飼っているのかな、に、先日卵余ってない?と聞かれました。9月に比べて、すでに100個くらい落ちてしまっているとか。流通出荷の分は、調整できるらしいですが、落ち方が急激だったらしいです。
飼料の値上がり、入手困難への不安、という基本的な不安定要件を抱えた、小規模養鶏を、今後どのように経営していくのか(おおげさですが)、そんなことも考えてしまう冬の入り口です。
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