左から、孵化して散らばりつつあるヨトウムシの幼虫。これはハウスに定植した、収穫はじめのキュウリの葉っぱです。早くに見つけて助かった(当方が)。
真ん中は、どこにでもいる、若齢幼虫と中齢幼虫。これは、ネットの中のキャベツの葉っぱです。
右は、9月末の2日間の雨で、「腹痛」「下痢」で病死したものたち。これは、もう片付けたツルムラサキのベットで数日前に集めました。これで、「手作りBT剤」を作ろうかと。すりつぶして水で溶かすところまでやりましたが、散布には至りませんでした。こんな、ままごとみたいなもので、どうこうなるものではない状況なので。
さて、題名ですが、かぜだよりさんのブログの記事で判明したことです。
http://d.hatena.ne.jp/kazedayori107/20071002#p1
引用させていただくと、
「ヨトウの幼虫は1mm目あいのネットは簡単にすり抜ける。近くの残渣や雑草に卵を産まれて,それが移動してネットに入ったことは十分考えられる。雑草や残渣の処理など圃場衛生は重要。例年は絶対数が少ないので入らないだけ。」
「菜園たより」9月4週号でも、「どこから入ったのか」、ブログでも、「処女産卵はあるのか」
考え出したら「夜も眠れなかった」わけですが、
http://nonotobira.typepad.jp/blog/2007/09/post_16f2.html
目からうろこ、です。昔から、大きくなって外葉がネットにくっつくいているところから、食害が始まる例を多く見ていたので、夫は、産卵適期(?)の成虫が、我慢できなくて(?)、ネットの外から、ちょっとずつ産み付けたのでは、と考えていました。今も、そういうこともあるのでは、と言い張っていますが。
考えてみれば、孵化直後の幼虫の小ささから、ネットの目をくぐるのは充分可能です。
昨日、6ミリ目合いのネットをかけてあった、白菜の「虫見」をしましたが、いました。小さい針の先みたいな奴が一株につき2,3匹。定植後3,4日で一度虫見したところです。そのとき見逃した奴(そのときは、苗についていたんだろう、と育苗担当の私の責任にされていたのですが)は、1センチ以上になっていました。
この非常時なので、虫見に参加してくれた娘は、大きいのは私に投げて寄こしたり、足で踏んだりします。最近手伝いに来てくれているT子さんも、果敢に虫見に参加、大きいのは「お願いします」となりますが、小さいのはやっつけてくれてます。将来有望です。
ここ3日ばかり、25度前後まで気温が上がりましたので、まだまだ孵化していると思われます。明日からしばらく雨が続くようなので、今腹いっぱい食べている奴らが「病死」してくれることを願っています。
でも、「ヨトウムシ」で検索してでてきた、ラデッシュボーヤのサイトの記事に、
「4、5年前はヨトウムシは泳げなかったらしいが、今はレンコン田の水の中を上手に泳ぐ」と書いてありました。
他力本願はだめでしょうか。
最近のコメント